ライスペーパーを使ったレシピも当ブログではかなり扱っている。そして当ブログの謎の方針として「生春巻きには使わない」という縛りが(意地?)あるので生春巻きの作り方を調べに来た方は回れ右でお願いしたい。
今回は私の大好物である鶏もも肉を使うことでライスペーパーのモチモチ具合に鶏もも肉のジューシーさをかけ合わせた最高クラスのおかずを作ろうと思う。今回はご飯で頂くつもりだがきっとお酒のアテにもなるはずだ。早速始めよう!
【材料】1~2人分
- 鶏もも肉 1枚
- 調理酒 大さじ1
- ナンプラー 小さじ1
- 砂糖 小さじ1
- おろししょうがチューブ 約2cm
- ライスペーパー 5枚
- 刻み高菜 25g
- ピザ用チーズ 25g
- オイスターソース 小さじ1
- レモン汁 小さじ1
- 粗挽き胡椒 少々
- ごま油 大さじ1
【作り方】
- 蒸し鶏を作る
まず鶏もも肉を縦に5等分する。耐熱容器に入れてそこに調理酒、ナンプラー、砂糖、おろししょうがを入れて混ぜてからラップをする。700W5分レンチンして蒸し鶏を作る。その際の鶏から出た煮汁は捨てないこと。 - ライスペーパーで包む
次にまな板の上にキッチンタオルを乗せてそれごと水で濡らす。乾燥しているライスペーパー全体を水に潜らせたあとに濡らしてあったキッチンタオルの上に乗せる。そこに蒸し鶏を1つ、刻み高菜、ピザ用チーズを乗せて両サイドから折って巻いていく。 - 煮汁をつかったソースを作る
鶏もも肉をレンチンした際に出た煮汁にオイスターソース、レモン汁、粗挽き胡椒を入れて混ぜる。 - 生春巻きを焼いて盛り付ける
フライパンにごま油を引いて中火で熱し、作っておいた生春巻きの閉じ終わりを下にして焼いていく。濡らしていたライスペーパーの経過具合によって巻いている間に穴が空いていたりすると溶けたチーズが流出してしまうことがあるが、気にせず焼き続けることでチーズが焼け固まるので安心してほしい。全面に焼き色が付いたらお皿に盛って完成だ。煮汁を使ったソースに付けて食べてもいいし、全体にかけて浸してもOKだ。
・実食
焼き色が付くと一気に鶏皮餃子のような見た目になった。箸で持ち上げるとライスペーパー特有のモッチモチの感触、包んだとは言え中のピザ用チーズが今にも垂れ出そうな様子がこれまた食欲を刺激する。一口頬張るとちょっとしたお餅のような食感のあとに蒸し鶏のプリンッとした食感のジューシーさ、とろけたチーズの味とコクが怒涛の味の追撃に走る。一瞬クドくなりすぎか?と思いきや一緒に包んでおいた刻み高菜のさっぱり感でバランスを取ってくれている。「ライス」ペーパーで包んでいるとは言え白米が進む味で一心不乱で食べ進めてしまった。
・まとめ
味 :★★★★★
手軽さ :★★★☆☆
見栄えの良さ:★★★★☆
ライスペーパーを濡らして具を包む、焼くというのは若干の手間ではあるもののそれに見合うだけの味を提供できるレシピだと断言できる。ナンプラーで味付けした蒸し鶏なので特有の塩っけが醤油で蒸すのとは違う味わいを生んでいるのもよかった。というかやっぱりライスペーパーは生春巻き以外で食べるほうが美味いのかもなあ。ということで生春巻きはこのブログを閉鎖する時に作る…かも?