一人暮らしの味方、なんかオシャレなもの食べたい時に最もハードルが低い料理、それがパスタ料理である。多種多様なパスタがあるが今回はミートソーススパゲティを極力簡単に作ることにした。巷では「ワンパンで作る◯◯」というのが流行っているが、こちとらワン・タッパーで作ったるわい!!!
【材料】1人分
- スパゲッティ(乾麺) 100g
- 水 300ml
- 塩 小さじ1
- オリーブオイル 大さじ1
- カットトマト缶 1/3
- ひき肉 80~100g(お好みで)
- 玉ねぎ 1/4
- カレー粉 4振り
- うこん(ターメリック) 4振り
- ガラムマサラ 4振り
- おろしニンニクチューブ 約2cm
- 乾燥バジル お好み
【作り方】
- タッパーに入れていく
まず、麺を茹でる必要がある。タッパーに乾麺を入れて、水、塩、オリーブオイルを入れて700W9分でレンチンしよう。この時のポイントは2つ。オリーブオイルを入れるのは麺どうしがくっついてしまわないため。そして蓋は乗せるだけでいい。これはきちんと蓋をすると水蒸気の逃げ場がなく最悪暴発してレンジ内がビシャビシャになってしまうからだ。もちろん蓋を乗せたとしても蒸発した分がレンジ内に水滴となって付着するので使用後はキッチンペーパーや布巾で拭っておこう。 - 玉ねぎをみじん切りにする
麺を茹でている間に玉ねぎをみじん切りにしよう。包丁が苦手な人はぶんぶんチョッパーという便利なキッチン用品があるのでそれに玉ねぎを入れて紐を何度も引くことで簡単にみじん切りを作ることができるぞ。ちなみに今はDAISOにも売っているほどメジャーな商品だ。(PRではありません。) - 湯切りをする
レンチンが終わったらタッパーを取り出して麺がきちんと柔らかくなったか確認しよう。まだ固い場合は1分ずつレンチンし直してみてほしい。そしたらタッパーをの蓋をほんの少しだけずらしつつ湯切りを行う。この時、ミートソース用の茹で汁として底に多少茹で汁が見える程度に残しておくといいぞ。 - 具材と調味料をいれる
そしたらミートソースを作るための具材と調味料を全部麺の上に乗せていこう。「生肉を茹で麺に!?」と訝しむ気持ちはわかるがレンチンしてしまうので問題はない。因みにカットトマト缶からガラムマサラなどの香辛料に至るまで今回の材料も全て業務スーパーで取り揃えることができる。
業務スーパー最高!(業務スーパーの回し者ではありません) そうしたら蓋をして再び700Wで4分レンチンする。今回はしっかり蓋をしても大丈夫だぞ。 - 混ぜて盛り付けたら完成
レンジから取り出したらタッパーの中でゆっくりかき混ぜよう。お好みでバジルなんかを掛けたら見栄えも良くなる。普段ならもうこのまま完成だし洗い物を増やしたくないからタッパーをお皿代わりに食べてしまうところだが、皆様にお見せする手前きれいに盛り付けてみようと思う。
・実食
食べてみるとトマトの淡い酸味とともにカレーの風味もしっかり混ざって押し寄せてくる。レンチンしただけのひき肉だが溢れたぶんの肉汁は全部ソースと麺が吸ってくれているので全体としてきちんとミートソーススパゲティとしてのまとまりを得ていて美味しい。フライパンすら使いたくないというズボラさを代償にした割にクオリティーは保てているといった感じだ。
・まとめ
味 :★★★☆☆
手軽さ :★★★★★
見栄えの良さ:★★★★☆
ミートソーススパゲティといえば麺の「上」にミートソースが乗っかっているイメージが強いのでかき混ぜた状態で完成するこちらのレシピはやや邪道と言えるかも知れない。また、見栄えの良さが星4つなのは普段ならタッパーのまま食べてしまうため見栄えが悪いものの、一度盛り付けてしまえばだれもレンチンだけで済ませたとは思わない見栄えに格上げされるために間を取ったという感じだ。
「レトルトパウチは飽きた…でもフライパン出してまで本格的に作るのはなあ」というそこのあなた。ラクして良いんですよ。