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【レシピあり】イタリア×中国の異色コラボ!?マーボロネーゼを作ってみた!

引用元:illust AC

数日前のことだ。夕飯時に冷蔵庫の中身を確認したら豆腐と挽肉が残っていたので「今夜は麻婆豆腐でいいかな」と思いついたが、まだ炊飯を済ませていなかったことに気がついた。お腹を空かせていた私は「今から米が炊きあがるのを待つのは辛い…」と思い、すぐに使えそうな主食がパスタの乾麺だったので「麻婆豆腐とパスタのボロネーゼ、割とシナジーあるんじゃないか?」と思いついたのがこのレシピのきっかけである。これが思った以上の成果を挙げたので共有させてほしい。

 

【材料】1人分

  • パスタ乾麺 100g
  • オリーブオイル 大さじ1と1/2
  • ひき肉 80g
  • 豆腐(木綿でも絹でも) 1丁
  • 片栗粉 大さじ1
  • おろしニンニクチューブ 1cm
  • 甜麺醤 小さじ2
  • 調理酒 大さじ1
  • 醤油 小さじ2
  • 鷹の爪 (お好み)ひとつまみ
  • トマトジュース(無塩) 150ml

 

【作り方】

  1. 麺を茹でる
    まず、フライパンにたっぷりを水を入れて沸騰させる。沸騰したら乾麺と塩(分量外)を加えてときどき混ぜつつ規定時間通り茹でる。

    今回は麺を折らずに茹でてほしい(理由はあとで分かる)
  2. 麺を焼く
    茹で上がったら麺に片栗粉をまぶす。そしてフライパンにサラダ油(分量外)を伸ばし、中火で麺に焼色をつける。ただし麺を入れてすぐは円く形を整える程度であまり触らないこと!2分ほどでテフロン製のフライパンならば揺らすと麺全体が円盤状のまま動くと思う。(そうならなかったらヘラを使いながら)ひっくり返してもう片面を同じように焼こう。焼き終えたら一旦お皿に移しておく。

    片栗粉がない場合は薄力粉でも一応大丈夫!

    麺が焼ける前に弄くるとボロボロになってしまうので触るのは我慢だ

    両面を焼いた様子 緩いかた焼きそばみたいな状態になればOK
  3. 麻婆豆腐をつくる
    ここからはメインの麻婆豆腐とボロネーゼの融合体、「マーボロネーゼ」を作る。まず、フライパンにオリーブオイルとおろしニンニクを入れて弱火でゆっくり炒める。おろしニンニクが跳ね始めたらひき肉を加えて色が変わるまでほぐしつつ炒める。そのあとは豆腐、調理酒、甜麺醤、醤油を加えて中火に切り替えて更に混ぜる。調味料が全体にいきわたったらトマトジュース(辛味が欲しい人は鷹の爪を)加えてひと煮立ちさせる。

    中火で煮込むのでだんだんと汁気がなくなっていくがそれでOK

     

  4. お皿に盛って完成
    マーボロネーゼができたら、お皿に盛っていた堅焼きパスタの上に掛けて完成だ。

・実食

出来上がった見た目の第一印象としては中華要素強いなというものだった。(まあ堅焼きパスタにしたせいだろう)マーボロネーゼだけをまず食べてみた。基本的には麻婆豆腐の調味料を使いつつもオリーブオイル、ニンニク、鷹の爪、そしてトマトジュースなどボロネーゼに使う材料も多いため互いの味が喧嘩している様子はなかった。普通に美味い。トマトジュースの分、ほのかに甘辛い感じが新鮮だった。

つづいて堅焼きパスタと合わせて食べてみた。これは賛成8:反対2に分かれそうだなと思った。片栗粉を付けて両面を焼いているので麺に歯ごたえが生まれて食べがいがある。そしてマーボロネーゼの濃い味をバッチリ受け止めてくれるのでこの点も素晴らしい。だが堅焼き麺そしてマーボロネーゼの両方に油を使っていたのでかなりオイリーなのだ。実際、食べ終えたあとの唇がテカテカだったのでカロリー面を考えるとかなり男性向けの料理になってしまったと言わざるを得ない。

・まとめ

味     :★★★★☆

手軽さ   :★★★★☆

見栄えの良さ:★★★★☆

思いつきの料理にしてはかなり成功したと言っていいだろう。美味しさは保証できるし、人に出したら面白がってくれること間違いないだろう。ただしカロリー面には注意だ。しっかり運動をしてお腹を空かせてから作るように!