ナポリタンが日本生まれと知った時の衝撃は計り知れない。むしろ現地のイタリア人からしたら「ケチャップで味付け?スパゲッティーを舐めんなよ?」となるとか。ただし、実際食べさせてみると「なかなかイケルじゃねーの」と半ば認めるような発言も飛び出すのだそうで…。そんな生まれとは裏腹に高い評価をもつナポリタンだが、今回はこれをタッパー&レンジで作ってしまおう。
【材料】1人分
- スパゲッティー(1.7mm) 100g
- 塩 小さじ1/2
- 水 250ml
- サラミブロックハム 5mm幅1枚
- ピーマン 1個
- 玉ねぎ 1/4個
- バター 1欠け
- ケチャップ 大さじ2
- 顆粒コンソメ 小さじ2
- 一味唐辛子 お好み
- 乾燥バジル お好み
【作り方】
- 乾麺を水に浸す
まずタッパーに乾麺を2つに折って入れて水と塩を加える。 - 具材を切って入れる
次にナポリタンに使う具材を切っていこう。ピーマンも玉ねぎも細切り、サラミブロックハムは5mm幅で切り落としたものを10つに分けるように切る。因みにサラミブロックハムというのは業務スーパーの冷凍コーナーに鎮座している超ハイコスパ商品である。私のブログでは至るところで出てくるので毎度の説明になっているが、品切れになったら困るくらいにオススメなので買ってほしいようなほしくないような気分でいつも説明しているぞ。 - 具材を入れてレンチンする
切った具材を全て乾麺入りのタッパーに移して顆粒コンソメを加えた後、蓋をずらしたままレンジへGO。まず700W5分で一度取り出して箸で麺をほぐしてから、今度は700W3分で追加のレンチンをする。 - 残りの調味料を加えて混ぜて完成
レンチンが済んだら残りの調味料を加えてまぜるだけだ。強いて言えばバターから先に入れて混ぜるほうが麺の熱で素早く溶けて混ざるのでオススメだ。お好みで一味唐辛子を加えるといつもの優しいナポリタンがワイルドになるので辛党の人はぜひ。
・実食
まずレンチンでもしっかりと麺が水を吸ってアルデンテになっており、一緒にチンした具材たちは柔らかい歯ごたえになっている。ナポリタンとして美味しいことは美味しいが、この日はケチャップの残量が少なかったことと一味唐辛子を入れすぎたことが若干足を引っ張ったなと感じる出来栄えだった。ただし、洗い物が少なくて済むのは一人暮らしには嬉しいポイントである。食べ終えたあとの「あー洗い物かあめんどくさいなあ」という気持ちが起こらずにササッと洗い終えることが出来た。
・まとめ
味 :★★★☆☆
手軽さ :★★★★★
見栄えの良さ:★★★☆☆
普通に作るナポリタンとレンチンで作るサボリタンの味の大きな違いとして「ケチャップを熱していたかどうか」が問題点だと感じた。ケチャップは本来熱していくにつれて酸味が薄れ、旨味と甘味が凝縮されていくのだ。今回は後入れで混ぜたが、皆さんが作るときは5分レンチンして箸で麺をほぐしたあとの3分の再レンチンの時にケチャップを入れてみたほうがもっと美味しくなると思う。サボりの道も一歩ずつ…か。