夏といえばそうめんだ。そしてそうめんといえば必ずと言っていいほど聞くワードがある。それが「飽きた」である。手軽に食べられる反面、多くの場合ベーシックにめんつゆで食べ続けることになるので飽きるのも無理はない。私もその経験があるのでひと夏で購入するそうめんはせいぜい2袋程度だ。しかしこのレシピを発見してしまった今、「毎食そうめんでもいいぞ」と思うくらい価値観が変わってしまった。そんな無限に食べたくなるそうめんの漬けだれを紹介させていただこう。
【材料】1人分
- そうめん 1束
- 水 分量外(茹でる用)
- めんつゆ 100ml
- 豆乳 150ml
- 粗挽き胡椒 少々
- 冷凍青ネギ 30g
- 白ごま 大さじ1
- ラー油 お好み
【作り方】
- 麺を茹でる
まずはフライパンになみなみと水を注いで沸騰させて、素麺(乾麺)を規定時間通り茹でる。茹で終わったらザルにあげて流水でしっかりとぬめりを取りつつ〆ること。 - 漬けだれを作る
深皿を用意してそこにめんつゆ、豆乳、粗挽き胡椒、しろごま、お好みで冷凍青ネギを入れよう。ちなみに我が家では業務スーパーで売っている冷凍青ネギを愛用しているぞ。 - 麺を入れて完成
最後はそうめんを静かに入れたら完成だ。味変で途中からラー油を入れるのをオススメする。
・実食
まるで見た目はシンプルな九州豚骨ラーメンだ。そうめんの細さのお陰で漬けだれがしっかりと絡む。ズゾゾッと啜って驚いた。めんつゆの本来の塩っけを上手いこと豆乳が抑え込みながら豆乳のお陰でコクに似た味わいの深さを感じさせてくれる。それでいて冷製なので暑くてうだるような日でもガンガン啜りたくなる味だ。しかし、真骨頂はラー油を注いでからだ。始めは味変と白っぽい見た目にラー油の赤が映えるかなという好奇心で入れてみたが寧ろコレで完成したと言ってもいいくらいだ。辛味という最後のピーズがバッチリハマった感覚があった。
・まとめ
味 :★★★★★
手軽さ :★★★★★
見栄えの良さ:★★★★☆
味は上述したとおり、手軽さの面でも今回の料理を作る際に包丁もまな板もいらないので満点と言っていいだろう。「豆乳とラー油を足しただけ」といってしまえばソレまでで大きなひねりではないだろう。だが逆に言えばそんな些細な工夫で無限に食べたくなるようなそうめんに早変わりするのだ。これは絶対に試してほしい、これを食べてマズイ・飽きたなどと言う人はいないだろう。なんなら全国からそうめんが消えてしまうかも…?とりあえず私は未来永劫この味付けでそうめんを食べていきたい。