\トンカツって美味いけどめんどーい!/
という思考が常に付きまとう。肉を叩いて柔らかくし、反り返らないように筋切りをし、下味つけて小麦粉、溶き卵、パン粉に付けなきゃいけない、大量の油を用意して揚げないといけない、もちろん後片付けしなければならない食器や調理器具の数も膨大だ。だからこそみんな惣菜や外食で済ませてしまう。そんなめんどい料理の代名詞・とんかつを素晴らしい発想で、簡単かつ時短させてしまった料理Youtuberの方がいた。それがふじたかなのワールドクッキング Kana's kitchenさんだ。
今回はこの方が紹介していたフライパンひとつで作る揚げないトンカツを私も挑戦してみたいと思う。
【材料】2つ分
- 豚こま肉 140~160g
- 塩コショウ 少々
- ピザ用チーズ 20~30g
- パン粉 40g
- サラダ油 小さじ2
- とんかつソース お好み
- 練りからし お好み
【作り方】
- 肉の形を整えて焼く
まずフライパンにサラダ油を引いて弱火にし、豚こま肉を手のひらに収まるサイズの円形にまとめるようにして焼いていく。そして塩コショウで下味を付けていく。 - チーズとパン粉を乗せる
その後、ピザ用チーズを肉全体に満遍なくパラパラとまぶしてから肉の上面とチーズに熱が通るようにフライパンの蓋をして2分ほど焼く。チーズが溶けてきたらパン粉を振りかける。軽くヘラでパン粉を上から押してチーズにくっつくようにしてからひっくり返す。 - もう片面も同じような手順で焼く
ひっくり返し終わったら再び塩コショウ、チーズ、パン粉を同じ手順で乗せていく。パン粉を乗せ終わった頃になれば先に焼いていたパン粉面がしっかり焼けているはずなのですぐにひっくり返して構わない。両面がきつね色になるまで焼けたら盛り付けて完成だ。
・実食
作るのは参考元の動画通り非常に簡単だった。早速1つ食べてみる。一般的なチーズカツと違い、上下をチーズで挟んでいるからより濃厚なチーズが楽しめる。そして何より肉の食感が最高の柔らかさだった。通常、トンカツは一枚肉を使って作るが豚こまを寄せ集めてるため、隙間ができたぶんのフワフワ感と噛み切りやすさが素晴らしい。今回使った豚こま肉はバラ肉も多く含まれていたため脂身によるジューシーさもバッチリだった!
・まとめ
味 :★★★★★
手軽さ :★★★★★
見栄えの良さ:★★★★☆
正直言って作る前は「ラクしてるからまあその分クオリティは落ちても仕方ない」と思っていた。しかしそれはいい意味で裏切られることになった。本当にフライパンひとつで完成したし、使う油の量も少ない。小麦粉、溶き卵、パン粉を付ける手間もチーズで補えたしそのチーズのお陰でより濃厚な味になる。豚こま肉だから食感としても柔らかく噛み切りやすい。いい事づくしじゃないか。今後我が家のトンカツはこれでいこう。そう決めた記念日になった。