\鶏もも肉の時間だあああ!!!/
久しぶりの鶏ももレシピ投稿になってしまった。実際は週2~3のペースで食卓に並んでいるのだがレシピにするまでもない雑なものや既存のレシピで作るものばかりだったため更新が遅れてしまった。
今回はド王道の鶏の唐揚げを作る。「え?いつものヘンテコアレンジレシピじゃないの?」と思われるかもしれない。しかしサムネ(上の写真)をみてもらうと理解できるはずだ。そう、肉汁あふれる唐揚げの作り方をマスターしたからである。というのも私は今まで幾度となく唐揚げや竜田揚げを作ってきたことはあれど、よく言われている「二度揚げ」という工程を踏んだことはなかった。単純にめんどくさかったからである。「だってせっかく揚がってるんだからすぐに食べたいじゃん」という食いしん坊な精神のためだ。だが、今回は自分に鞭打って我慢をして二度揚げをしてみたところ予想以上に大成功だったというわけだ。ではその作り方を書き連ねていくぞ。
【材料】1~2人分
- 鶏もも肉 1枚
- 塩 小さじ1/2
- 砂糖 小さじ1
- 粗挽き胡椒 少々
- 調理酒 大さじ1
- おろしニンニクチューブ 約2cm
- オイスターソース 大さじ1
- 卵 1個
- 薄力粉 40g
- サラダ油(揚げ物用) 900ml
- キャベツ 1/8個 お好み
- マヨネーズ お好み
【作り方】
- 肉に下味をつける
まず鶏もも肉を一口大に切る。ボウルに移し、塩、砂糖、粗挽き胡椒、調理酒、おろしニンニク、オイスターソース、卵を入れてよく揉み込む。使い捨てのビニール手袋を使うといいだろう。揉み込んだらふんわりとラップをして20分ほど冷蔵庫にしまっておく。 - 薄力粉と混ぜる
20分後に冷蔵庫から取り出して薄力粉を追加して再度揉み込む。たまに下味を付けた鶏肉に粉をまぶすだけで揚げる揚げ方もあるが、ほとんどの粉が肉にくっつく前に油に飛散して揚げ物油がすぐに駄目になってしまうので注意しよう。卵と薄力粉をよく混ぜ込むのがしっかりした衣付けの秘訣だ。 - 揚げる(1度目)
揚げ物油を注いで中火にかける。揚げ始めの目安は、箸で掬った衣を一滴油に入れて、すぐに浮かび上がってくる頃だ。
一度に全部いれると油の温度が下がるので半分ずつに分けて揚げること。揚げ時間は1分半くらいできつね色になったらキッチンペーパーの上に乗せておく。 - 揚げる(2度目)
全て揚げ終わったら、今度は弱火に切り替えて再度唐揚げを入れて揚げる。今度も1分半程度揚げる。最後に盛り付けたら完成だ。
・実食
初めての二度揚げのせいかちょっと黒ずんでしまっているが実際に食べてみると焦げた味は一切しない。少しだけムニッとした衣を歯で噛み終えるとじゅわぁっと肉汁が染み出してきた。これは今まで私が作ってきた唐揚げだとできなかった芸当だ。ニンニクの香りがほのかにしつつ下味がシンプルなので、鶏もも肉本来の甘味と旨味を堪能することができた。
味 :★★★★★
手軽さ :★★★☆☆
見栄えの良さ:★★★★☆
今回は下味つけで20分待ち、揚げ物というハードルを考慮して手軽さ方面は原点にしたが、味は正直★6個以上の評価を与えたいほどだ。柔らかい鶏もも肉と染み出る肉汁の旨味がまるでちょっとした鴨肉を食べている感覚だった。二度揚げ、そんなに大事だったのか。やはり物事には意味があって存在しているのだなと感心した日になった。