グラタンといえば誰もが好きな洋風料理のひとつだ。グツグツとしてる姿や熱々のチーズが伸びる瞬間がたまらない。だが、欠点としては作るのがやや面倒というところだ。ベシャメルソース作りはもちろん、中の具を一度炒めてからグラタン皿に入れて～…などの工程を踏まえると気軽に作るかとはならない。だが、業務スーパーに売っている「揚げなす乱切り」やピザソースやバケットを使えば簡単に作ることができる。今回はそんな茄子のミートドリアの作り方を紹介させてもらおう。
【材料】１～２人分
- 揚げなす乱切り 6～7個
- ひき肉 60g
- バケット 1/4サイズ
- 調理酒 大さじ1
- 塩 少々
- 砂糖 小さじ1
- 粗挽き胡椒 少々
- ピザソース 大さじ3
- ピザ用チーズ 好きなだけ
【作り方】
- タッパーに具を入れてレンチン
まずタッパーに冷凍なす、ひき肉、調理酒、塩、砂糖、粗挽き胡椒を入れて蓋をする。そして700W3分でレンチンする。
レンチン調理でフライパンで炒める工程をスキップしちゃおう - バケットを切る
レンチンしている間にバケットを1/4だけ切り取っておく。切り取ったバケットをさらに一口サイズに切り分ける。
これは違う商品だが、業務スーパーにバケットも売っているぞ 
このバケットがかさ増しになる - ピザソースと絡めてグラタン皿に詰める
レンチンが終わったらタッパーの蓋を開けてピザソース、切り分けたバケットを加えて具とバケットにピザソースが絡むように混ぜる。この時、バケットは6個ほど加えずに残しておくこと。混ぜ終えたらグラタン皿に詰める。
しっかり熱が通ってるし、ひき肉の脂も出てジューシーな仕上がりに！ 
万能ピザソースも業務スーパーで購入したものだ 
ソースを絡めないバケットは違う食感をだすためのもの - 焼く
グラタン皿に具材を詰めたら上からピザ用チーズをたっぷり掛ける。そして予め温めておいたオーブン（オーブントースターでも可）に入れて8分ほど焼いたら完成だ。
ソースを絡めてないバケットは上に乗せておく 
出来上がり！
・実食
まず、そこの方のミートドリア部分を食べてみる。レンチンとオーブンだけだがしっかりと味が染み付いている。冷凍なすも揚げなすだったおかげで解凍した時点で柔らかいのでとろっとした食感にピザソースによるトマトの酸味と甘味がマッチしている。ピザソースと絡めたバケットも少しシミっとしていて同時にひき肉から出た脂と旨味を吸っているのか格段に美味しくなっている。そしてソースと絡めなかったバケット部分はオーブンでカリッとなっていて上にかかったチーズとの相性は言わずもがなだ。幾重もの食感で最後まで美味しいグラタンだったぞ。
味 ：★★★★☆
手軽さ ：★★★★★
見栄えの良さ：★★★★★
タッパーひとつでグラタンの具の用意が済むし後片付けもかなり楽な部類のミートグラタンだった。バケットを使っているのでこれひとつで主食も食べることができるのが嬉しい。材料費としても冷凍のグラタンよりも安価だろう。強いて言えばグラタンの必須材料であるベシャメルソースを使っていないという点があるがそのへんは美味さでカバーできてるので目をつぶってほしい（笑）
