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いつものリゾットを一味変えて旨味爆増!!大豆つながりだからこそ生まれるシナジー!味噌入り豆乳チーズリゾットの一口が美味しすぎ~~

出典:Adobe stock

リゾットはイタリアの代表的な米料理であり、米を炒めてからスープで煮込むというシンプルな調理法である。それゆえ具材やスープの出汁ひとつで色々と幅が広がる創作しがいのある料理でもあるため突き詰める料理好きは多い。私もその一人だ。

私は健康上の理由と価格高騰も相まって牛乳ではなく豆乳を常備するようにしているのだが、それを使ったミルクチーズリゾットはよく作っている。今回はそこに豆乳と同じく大豆が主原料である味噌を追加することでさらに旨味を手に入れたリゾットを誕生させたので紹介したいと思う。

 

【材料】1~2人分

  • 鶏もも肉 1/2枚
  • 玉ねぎ 1/4個
  • オリーブオイル 大さじ1
  • ぶなしめじ 15g
  • 冷凍ほうれん草 20g
  • 冷や飯 茶碗1杯
  • 水 400ml
  • 塩 小さじ1/2
  • 顆粒鶏だし 小さじ1
  • 豆乳 ひと回し
  • 合わせ味噌 大さじ2
  • ピザ用チーズ 好きなだけ
  • 粗挽き胡椒 少々

 

【作り方】

  1. 具材を切る
    まず、玉ねぎをくし切りにする。その後、鶏もも肉を半分にカットしてからさらに一口サイズに切り分ける。(およそ6~8個になるはず)

    他の具材もあるから鶏もも肉は半分で十分!なんなら皮も外してOK

    皮も外してるとカットが楽~ 外した皮は薄焼きして鶏皮せんべいにでも!


  2. 炒めて煮込む
    フライパンにオリーブオイルを引いて中火にし、カットした玉ねぎと鶏もも肉を加えて炒める。そして鶏ももの表面の色が変わったのを頃合いにぶなしめじを追加して更に炒める。

    しめじも大事な旨味と食感要員だ

     

    そして玉ねぎがしんなりしてきて焦げ目が出てきたのを頃合いに、冷や飯と冷凍ほうれん草を加える。軽く冷や飯をゴムベラなどでほぐしたら水を加える。さらに塩と顆粒鶏だしを追加したら蓋をして沸騰するまで放置する。沸騰したら今度は蓋を外して水分が飛んでチリチリと音がするまで放置する。(約10分)

    水400mlと書いたが具が浸る程度まで注ぎ入れていいぞ


  3. 仕上げの味付けをする
    水分が飛んでチリチリと焦げだす音がしたら豆乳を上から1周回しかける。そしてピザ用チーズと味噌を加えたら全体に混ぜ込んでいく。豆乳がブクブクとしだしたら火を止めて炒め続ける。味噌が溶け切ったら混ぜるのを止めて3~4分放置して粗熱を取ったらお皿に盛り付けて粗挽き胡椒を掛けたら完成だ。

    リゾットの良いところは焦げすら美味しいところ!焦げだしても全然問題ない

    豆乳だからこそ味噌と相性がいい 最近の味噌は元々だし入りだからなお良し

    ここから少し放置して冷ますことでリゾットっぽい粘度になるぞ



・実食

出来栄えとしては上々だ。味噌を入れてるからといって茶色になることもなく見た目はいつもどおりの豆乳チーズリゾットそのものだ。さっそく食べてみる。味噌と豆乳は同じ大豆を主原料にしているので当然喧嘩は起きない。それどころか互いの良さを程よく強調している。濃厚に加えコクと旨味が何層にも加わった感じがする。具材の鶏もももホロッとしていて柔らかく、しめじやほうれん草や玉ねぎの食感や甘みにチーズの風味が非常にマッチしている。

味     :★★★★★

手軽さ   :★★★★☆

見栄えの良さ:★★★★★

ミルクリゾットに豆乳を使っているからこそ味噌のひと味が大活躍したと言えるだろう。それにチーズと味噌も同じ発酵食品としてのシナジーもある。つまり味噌が豆乳とチーズをつなぐ重要な中継点になった料理なのである。いつものリゾットへのひと手間でこれだけ変わるのだから色々と試したくなるのもおわかりいただけるだろう。リゾットは決して難しい料理ではないのでみなさんもぜひ一度作ってほしい。そしてこの味噌のひと味の爆発力を知ってもらいたい。