れんこんは蓮根と書かれるように地下茎が食用となるハスの根のことを指す。穴は水上に浮かぶ葉から送られた酸素を取り込むために空いている。
現在スーパーで主流で売られているのは中国産でシャキシャキとした食感が特徴になっている。逆に日本産は直径が細く柔らかく粘り気のある食感が特徴になっている。そのまま売っている場合もあるがスライス済みのものをパウチしてある水煮タイプのものも下処理要らずで使えるのがありがたい。
今回はそんなスライス済みのパウチを使って簡単に作れるれんこんチップスを紹介させてもらおう。
【材料】1人分
- れんこんスライス水煮 1袋
- サラダ油(揚げ物用) 900ml
- サワークリームシーズニングパウダー 適量
- 塩 少々
【作り方】
- れんこんスライスの水気を切る
袋から取り出したれんこんスライスを軽く水洗いしてからキッチンペーパーに並べて、さらに上からキッチンペーパーを被せて軽く押してしっかり水分を切る。 - 素揚げする
揚げ物用なべに油を注ぎ、中火にかけて1分半ほどしたられんこんスライスを1枚ずつ素早く入れていく。同時に入れるのはれんこん同士がくっついかないようにするため、素早く入れるのは揚げ時間の差を縮めて食感を統一するためだ。
入れた直後は鍋底に沈んでいるが、少し経つと浮かび上がってきて泡がたくさん出てくる。揚げ終わりの目安は泡が少なくなってれんこんたちが見えるようになって、れんこんのフチが茶色になってきた時だ。取り出したらキッチンペーパーの上に乗せて余分な油を切っておこう。 - 味付けをして盛り付ける
仕上げの味付けにはサワークリームシーズニングパウダーと塩を使う。これは業務スーパーに売っているものを使用しているぞ。過去には新じゃがの素揚げやワンタンの皮の揚げスティックに使ったレシピを紹介しているので気になる人はそちらもぜひ。
・実食
文字通りサクッと作ることができた。黄色いパウダーが食欲をそそる。食べてみるとサクッとした表面から内側はシャキッとしてる食感が残っているので二重の歯ごたえが楽しめる。サワークリームの酸味が一般的なれんこんチップスでは味わえない風味だ。ただし、じゃがいもを使うポテトチップスではなくれんこんなので同じサワークリームチップスのようで全く違うのが面白い。この酸味はおやつというよりも確実におつまみだ。思わず冷蔵庫を開けてビールを取り出して一杯キメてしまったぞ。
・まとめ
味 :★★★★☆
手軽さ :★★★★★
見栄えの良さ:★★★☆☆
サクッと作れてサクッと食感を味わえるれんこんチップス。れんこんスライス水煮を使えば包丁やまな板も要らないので手軽に一品おつまみを作りたいときにオススメだ。「あと一品ほしいな」「疲れてるからスグ作れるのが良いな」なんて人が飲みたいときはぜひ作ってみてほしい。