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スキレットで作るから見栄えUP!溶岩パスタが食卓に華を加えてくれること間違いなし!【レシピあり】

出典:photo AC

皆さんはスキレットをお持ちだろうか?鋳鉄製のミニフライパンであり、厚みがあるぶん、熱伝導率や蓄熱性に優れている。調理中の食材に均一に熱が広がりながらも保温性能もかなり高いのが特徴だ。

今はアウトドア料理のために出張することも多い調理器具でキャンプブームの中で注目を浴びたのか、今やDAISOなどでも安価なものが売られているほどだ。鋳鉄製ゆえに油膜をしっかり張って酸化を防ぐという一手間がいるがその見た目の良さから食卓に出てくるだけでその日の食事グレードが上がったような気がする(笑)

今回はそんなスキレットを使った溶岩パスタなるものを作っていきたいと思う。作り方はシンプルで特別な技術はいらないので安心してほしい。

 

【材料】1~2人分

  • スパゲッティ(乾麺) 80g
  • 水(茹でる用) 900ml
  • 塩 小さじ1/2
  • 絹豆腐 150g 
  • ピザソース 大さじ2
  • おろしニンニクチューブ 約2cm
  • 薄切りベーコン 3枚
  • 粗挽き胡椒 少々
  • ピザ用チーズ 好きなだけ
  • 乾燥バジル 少々

 

【作り方】

  1. スパゲッティを茹でる
    まずフライパンに水を張って中火に掛けて沸騰させる。そこに乾麺のスパゲッティと塩を加えて袋に記載されている時間通り茹でる。茹で終わったらザルにでも揚げておこう。

    麺を折るのはNGらしいけど…30cmくらいの直径のフライパンでもないと無理だよ
  2. 麺に絡めるトマトクリームを作る
    次にボウルに絹豆腐、ピザソース、おろしニンニクを加えてホイッパーでかき混ぜてペーストを作る。そして茹で終わったスパゲッティを入れてよく絡ませる。

    液体の生クリームを使うにはシャバシャバ過ぎるので豆腐を採用している

    1分ほど混ぜるだけでこれくらい細かくなる

    これで簡単にトマトクリームパスタの出来上がりだ
  3. スキレットに敷き詰めて焼く
    スキレットを用意して底に薄切りベーコンを並べる。これは焼き上げたあとに麺がスキレットにこびり付いて洗いにくくなってしまうのを防ぐためだ。そして粗挽き胡椒を散らし、トマトクリームパスタを乗せてさらに上からピザ用チーズをたくさんまぶす。オーブンで12分ほど焼いて溶けたチーズの上に乾燥バジルを振りかけたら完成だ。

    敷き詰めるのが目的なので大きいスキレットなら4枚目のベーコンもあり!

    本当はフチから溢れるようなチーズの掛け方が良いけど洗うの面倒なので…

    くぅ~~これこれ!!


・実食

焼き上げたばかりのスキレットを食卓へ持ってくる際、取っ手に革袋を嵌めていたがそれでも長時間持つのは無理なほど熱かった。さすがの熱伝導率。早速チーズを崩してパスタを巻いてみる。伸びた熱々のチーズが食べなくても美味いことが伝わる。豆腐を混ぜ込んだトマトクリームパスタはとても優しい味わいだ。そのぶん上に覆いかぶさったチーズの味を色濃く感じることができる。味変でタバスコを掛けたらより一層「溶岩」と形容するのが似合うようなHOTな体験ができた(笑)

パッと見、たらこクリームパスタにも見える

味     :★★★★★

手軽さ   :★★★★☆

見栄えの良さ:★★★★★

調理後のスキレットの洗い方に一工夫がいることを加味すると総合的な手軽さは星4つ止まりになるが、それ以外の味・見栄えは正直星6つ以上の評価を与えたいほどだ。今回ははじめのトマトクリームパスタは辛いのが苦手な人向けだが、辛党ならば初めから鷹の爪やタバスコ入りで作っても良いかもしれない。それでこそ「溶岩パスタ」なのだから。