マスタードといえばソーセージを美味しくするためのソースというイメージが一番強い。「ケチャップだけではなくマスタードも揃って掛けたい!」そう思って買った人もいるだろう。買ったは良いものの使い切るのは意外に難しい。なにせ年がら年中ソーセージを食べるというわけでもないし(笑)
今日はそんな冷蔵庫にマスタードを余らせてしまっている人向けにフライパンだけで作れる晩御飯の主菜にピッタリのレシピを紹介したいと思う。
【材料】1~2人分
- 豚こま肉 100g
- 冷凍ほうれん草 30g
- 舞茸 30g
- サラダ油 小さじ2
- 調理酒 大さじ1/2
- 塩 小さじ1/2
- 粒入りマスタード 大さじ1/2
- マヨネーズ 3回し
- 粗挽き胡椒 少々
【作り方】
- 豚肉を炒める
フライパンにサラダ油を引いて中火で熱する。そこに豚こま肉を入れて菜箸でほぐしながら両面の色が変わるまで炒める。 - 舞茸と冷凍ほうれん草を入れる
豚肉に火が通ったら舞茸と塩と調理酒を入れてまで炒めつつ、冷凍ほうれん草もそこに加えて解凍されるまで炒めよう。ちなみにこの冷凍ほうれん草は業務スーパーで売っているものを使用している。 - 調味料を加えて仕上げる
最後に粒入りマスタードとマヨネーズを加えて全体に絡むようにざっと炒めたらお皿に盛り付ける。最後に上から粗挽き胡椒を振りかけたら完成だ。
・実食
まず見た目がマスタードのお陰でほのかに黄色いため非常に食欲をそそる。食べてみるとマヨネーズのコクをマスタードのピリリとした辛味と酸味が引き締める形で味がまとまっている。それよりも特筆すべき点は舞茸だ。今回は舞茸の先っぽよりも根本の部分を主に使用していたのだがそれが功を奏したのか豚肉といっしょに食べるとまるで舞茸が脂身のような食感と味がするのだ。これがご飯を進ませてくれる。味が濃いのもあって思わずご飯をおかわりしたくなってしまうほどだった。
・まとめ
味 :★★★★★
手軽さ :★★★★★
見栄えの良さ:★★★★☆
今回の料理では発見が多かった。マスタードは炒めると美味いこと、ケチャップではなくマヨネーズとのコラボも相性がいいこと、そして舞茸と豚肉を一緒に食べると脂身付きの高級肉のような食感と味を感じること(笑)
冷蔵庫の隅で大人しくなっているマスタードがいたらぜひ炒め物に使ってやってほしい。きっと輝いてくれる。ところで私は今回ので使い切ってしまったのでまた買いに行かねば…←