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ボウルとフライパンですぐ出来る!ふわふわ食感&ジューシーな奇跡の豆腐ハンバーグに「子どもが喜びそう」「おかわり止まらん」【レシピあり】

出典:Adobe stock

突然の告白だが私は豆腐ハンバーグが大好きだ。始めて口にしたのは母がダイエットにハマっていた時期で「ハンバーグ食べたいけどカロリーが怖いから…」というような理由で食卓に並べてきた日のことだった。当時子どもだった私からすれば「なんで私まで…お肉だけのハンバーグを楽しみにしてたのに」なんて一丁前に不貞腐れたがひとくち食べた時の衝撃(感激と言ってもいい)は今でもはっきりと覚えているほどだ。それ以来、事あるごとに「ハンバーグ作るなら豆腐ハンバーグにして!」とせがんだものだ。今回はそんな母のレシピを思い出しながら一人暮らしの今、再現してみたので皆さんにも共有させていただきたい。

 

【材料】1~2人分

  • ひき肉 80g
  • 絹豆腐 150g
  • 塩 少々
  • 砂糖 小さじ1/2
  • 顆粒和風だし 小さじ1
  • 片栗粉 大さじ1
  • 粗挽き胡椒 少々
  • サラダ油 小さじ1
  • ピザ用チーズ 20g
  • 鰹節 1g(1パック)
  • めんつゆ 適量

 

【作り方】

  1. 具材を混ぜてこねる
    ボウルにひき肉、絹豆腐、塩、砂糖、顆粒和風だし、片栗粉、粗挽き胡椒を入れてゴムベラなどで混ぜてこねる。今回は極力楽をしようと思っていたので豆腐の水切りも容器に入ってた水を捨てる程度でキッチンペーパーなどで水分を吸わせる工程はカットしているぞ。

    今回は包丁とまな板使いませ~ん

    1分こねるくらいで十分まとまる さすが片栗粉いい仕事するぜ…
  2. フライパンで両面焼く
    フライパンにサラダ油を引いて中火で熱して1分ほど経ってから捏ねておいた肉だねをフライパンの中心にデデンと置く。今回はどんぶりの上に乗せるつもりなので、置いた肉だねはゴムベラで軽く押し付けつつどんぶりの直径に近い大きさまで広げる。

    ※母はちゃんと2つに分けて俵型に成形してた、と母の名誉のために弁明しとく

     

    焼いていくと縁のほうが茶色く焦げてくるのでそうなったらフライパンを揺り動かしてフライパンから剥がれてることを確認しつつ、ヘラとフライパンの返しの勢いを合わせてひっくり返す。

    ハンバーグの色合いではないがこれはなんともキレイなきつね色!
  3. チーズを乗せて蒸し焼きにする
    もう片面を焼いている間にピザ用チーズを乗せてフライパンの蓋をして蒸し焼きにしてチーズを溶かそう。およそ3分ほど焼いたらご飯を盛ったどんぶりの上にキレイに収まるように乗せて中心に鰹節を乗せたら完成だ。食べる際にお好みでめんつゆを掛けて食べてもいいぞ。

    母が子どもの私のためにチーズを乗せてくれたんだよなあ

    ちょっとどんぶりよりも大きく広げすぎた でも溶けたチーズが美味そう~~

    お味噌汁はいつもの電気ケトルで沸かしたお湯で作る即席のやつ!

・実食

食べてみると当時の情景が蘇ってきた。フワフワでありながらちゃんとひき肉を使っているのでハンバーグと遜色ない味がする。もちろん豆腐ハンバーグ自体はやや薄めの味付けだが、それをチーズのコクと鰹節の旨味はカバーしてくれる。噛むというよりも上顎と舌で潰せてしまうほどの柔らかさだ。私がお腹空いていたこともあるが、2個分のサイズのハンバーグにも関わらずぺろりと平らげることができてしまったほどだ。でも、半分は豆腐だからカロリーは気にしない(言い訳)

厚みも申し分なし! チーズ、鰹節、めんつゆのコラボがまた合うんだこれが

・まとめ

味     :★★★★★

手軽さ   :★★★★★

見栄えの良さ:★★★★☆


今回は2人分の材料を一人で食べるという暴挙のため、こんな大きさになってしまったが、まあ半分は豆腐だから良しとしよう。(言い訳2回目)一口サイズに箸でカットするが外は少しカリッとするものの、スッと箸が通ってすぐに切れる柔らかさだった。

正直言って普通のハンバーグを作るよりも使う材料や香辛料が少ないのでむしろ作る側としても楽なことこの上ない。ダイエット中の人はもちろん、節約したい人、薄味派の人などもぜひこの豆腐ハンバーグを作ることをオススメする。