ピザは美味い。ただし日本のピザと言えばピザハット、ドミノピザ、ピザーラ、ナポリの窯などのデリバリーチェーン店のイメージが強い。そしてそれらは配達料の関係上決して安い買い物ではない…。
\なら作っちゃえばいーじゃん!/
\(^o^)/
…と帰結するのが貧乏性の自炊好きマンの思考なのだ。
実はブログには載せていないが、2~3ヶ月ほど前からパン作りをしているので幸い生地の材料は揃っている。別の料理でピザソースなども使っていて余っている。何より私は自炊をしてもう長いし、和洋中の垣根なく結構なんでも作ってきて経験値が溜まっている自負がある。たまには頭の中だけの知識でピザを作ってみても案外上手くいくんじゃないか?と思ってキッチンに立ったわけである。
一応レシピを載せておくが、ぶっちゃけどこぞの料理サイトを参考にしたほうがいいのは言うまでもない…か(笑)
【材料】1~2人分
- ドライイースト 1g
- 塩 1g
- 砂糖 1g
- 水 30ml
- 強力粉 100g
- オリーブオイル 適量
- サラミ(太めのカルパスでも可) 1本
- ピザソース 大さじ1と1/2
- ピザ用チーズ 30g
- 乾燥バジル 少々
- 粗挽き胡椒 少々
【作り方】
- 材料を混ぜる
まずボウルにドライイースト、塩、砂糖、水を加えてホイッパーでドライイーストが溶け切るまで混ぜる。ちなみにイースト菌が働くように冷水は使わないほうがいいらしいぞ。溶かし終わったら今度は強力粉を加えてゴムベラで混ぜていく。今回は粉と水の割合を10:3にしてみたのはフワフワ生地ではなくクリスピータイプのピザを目指しているからだ。果たしてこの割合が上手くいくのかは全くの未知数だが。
ゴムベラで捏ね続けて3分ほどしたがボソボソな部分が残ってひとまとまりにならないので濡らした手で直接こねることにした。なんとかまとまったのでラップをして一旦室温(28~29℃)で20分以上放置する。
- 2度目のベンチタイムを挟んで成形する
1度目のベンチタイムは思った以上に上手くいかなかった。水分が少なすぎたのかドライイーストの量が少なすぎたのか分からないがほとんど膨らみを見せていなかった。仕方ないのでもう一度両手を濡らして生地を外側に向かって捲るように捏ねて表面がツルンとするように成形してラップをして再び20分以上ベンチタイムを挟む。 - ソースと具材を乗せて焼く
生地の上にまずオリーブオイルを薄く塗る。そしてピザソース、ペパロニ用のサラミ(カルパスでも可)、最後にチーズを全体に振りまく。
・実食
見た目はそれなりに「っぽさ」を維持できたことにほっと一安心。しかし食べてみて感じたのは" 惜しい "の一言であった。サラミの代わりにつかったカルパスは代用品として必要な仕事はしてくれたと思う。ピザソースもチーズもピザに使うものだったからこれ以上ない働きだろう。やはり惜しいの元凶は生地にあった。クリスピータイプのピザに近いといえば近いがやはり少しボソッとしていて固さが気になった。だが気になるのはその点だけなのでやはりピザそのものが元から美味しすぎる料理だということを再認識させられた気分だった。
・まとめ
味 :★★★★★
手軽さ :★★☆☆☆
見栄えの良さ:★★★★★
やはり生地作りにおけるドライイーストや水や粉の配分量はかなりシビアなようで、いくら自炊で大まかな調味センスを持った私と言えど、叩き落される運命だったようだ。しっかりとレシピを確立できている料理人の人たち、さすがっす。今回の場合は練る際の水の分量をもう少し多くしても良かったかもしれない。あるいは練る段階でオリーブオイルを足していたら変わったのかも?何にせよピザそのものが本来持つ約束された美味さのお陰であまり落ち込まずにリベンジしたいと思わせてくれた。ピザってウメェしスゲェんだな…(小学生並みの感想)