業務スーパーで格安で売られていたナンプラーを購入してもういくつのレシピを紹介してきただろうか…。王道なタイ料理にはもちろん、醤油を使う料理の味付けの変化として入れたこともある。今回は満を持してまさにタイ料理のド本命のガパオライスを作ってみたが、結論から言うとガパオライスは日本の家庭でも十分再現可能だということだ。そして材料と調味料のほとんどが業務スーパーで揃えられるのでハードルは激低だぞ（笑）
【材料】1人分
- ニンニク 2片
- 冷凍パプリカ（業務スーパー） 40g
- 豚ひき肉（業務スーパー） 120g
- 卵 1個
- ご飯 茶碗1杯
- サラダ油 小さじ2
- 調理酒（業務スーパー） 大さじ1
- ナンプラー（業務スーパー） 小さじ2
- オイスターソース（業務スーパー） 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 粉末バジル（業務スーパー） 少々
- 粗挽き胡椒（業務スーパー） 少々
【作り方】
- 具材を切る
まずニンニクの皮を剥いてからみじん切りにする。そして冷凍パプリカをレンチン解凍してこちらもみじん切りにする。
皮はニンニクの底を切り落としてから包丁の腹で少し押しつぶすとツルンと剥ける 
生パプリカって1個使い切るには大きいから冷凍（しかもカット済み）あるの助かる 
5mm幅くらいでザクザクと切っちゃおう - 具材を炒める
フライパンにサラダ油を引いて中火で熱しながらニンニクと豚ひき肉を入れて肉の色が変わるまで炒める。その後、パプリカも投入して調味料として調理酒、ナンプラー、オイスターソース、砂糖、粉末バジルを加えて風味が香るまで炒める。
可能であれば生バジルを千切って入れたいところだけど粉末バジルで我慢 - ご飯に盛り付けて目玉焼きを乗せる
具材が炒め終わったらお皿にご飯を盛り付けて周りに炒めた具材を添えるように掛ける。そしてフライパンを水洗いしてからもう一度サラダ油を小さじ1ほど入れて中火で熱しつつ、卵を入れて目玉焼きを作る。黄身がとろっとした状態が望ましいので蓋などはせずに白身が固まったら取り出してガパオライスの上に乗せる。最後に目玉焼きの上に粗挽き胡椒を振りかけたら完成だ。
黄身が流れる姿最高に美味そう～～～！！
・実食
まず見た目の完成度の高さを見てほしい。S&B食品公式サイトが載せているレシピの完成写真がこちらだが、私が生まれて初めて作ったガパオライスも全く引けを取らないではないか！
そして肝心の味だが、しっかりとエスニックらしさが出ている。ナンプラーとオイスターソースだからこそ生まれる風味とコクの強さが豚ひき肉の肉汁にまで浸っていてご飯と一緒に食べる手が止まらない。また、ピーマンのほのかな苦味やパプリカの甘みがアクセントになっていて口に運ぶたびにいろんな表情を見せてくれる。そして仮にやや濃い目の味付けに飽きてきたとしても目玉焼きを挟むことで一気にリセットして再び「食べたい！もっと口へ入れたい！」という欲求が湧いてきてしまう魔性さがあるのだ。
・まとめ
味 ：★★★★★
手軽さ ：★★★★☆
見栄えの良さ：★★★★★
初めて作ったはずなのに自分は現地人かと思うほど「っぽい」味を再現することが出来てしまった。恐らく人に出しても全員がこれはガパオライスだと認めてくれるだろう。それくらい自信を持って言える。「ガパオライスって簡単なのに美味い」。カオマンガイのときも言ったかもしれないがやはり世界に知れ渡るような料理は広まるだけの理由（手軽さ、美味さ）があるのだ。皆さんも是非一度は作ってみてほしい。そして感動してほしい。簡単で美味いということに。
