業務スーパーには色々な野菜が売っている。生はもちろん冷凍品も、そして写真のような水煮タイプのものも非常に豊富だ。無論業務スーパーなので量と価格のコスパも良い。水煮を使うことで皮むきやカットなどの下処理の必要なくすぐに使えるのが最大のメリットだろう。そこで今回はレンコンを使ったひき肉の挟み焼きを作りたいと思う。ちなみに業務スーパーには写真のような厚切りタイプと薄切りタイプがあるが挟み焼きには厚切りタイプを使うように!
【材料】1~2人分
- 豆苗 1株
- 豚ひき肉 150g
- 卵 1個
- おろし生姜チューブ 約2cm
- 砂糖 小さじ1
- ナンプラー 小さじ2
- オイスターソース 小さじ2
- 片栗粉(肉ダネ用) 大さじ1
- レンコンスライス(水煮) 10枚
- 片栗粉 大さじ3
- 塩 小さじ1/2
- サラダ油 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- マヨネーズ 適量
- 一味唐辛子 少々
【作り方】
- 具材を切ってビニール袋でこねる
まず豆苗を根本から切り落として粗みじん切りにする。そして使い捨てのビニール袋の中に入れて、さらに豚ひき肉、卵、おろし生姜、砂糖、ナンプラー(醤油でも代用可)、オイスターソース、片栗粉を加えてよく揉んでこねる。
- レンコンスライスに片栗粉をまぶす
耐熱皿にレンコンスライスを並べて700W1分でレンチンする。もう1枚の使い捨てビニール袋を用意してそこに片栗粉と塩とレンチンしたレンコンスライスを入れてよくまぶしておく。 - レンコンの上に肉だねを絞り出す
フライパンにサラダ油を引いて中火で熱しつつ、レンコンを並べる。そして肉だねの入ったビニール袋の角を切り落として絞り口にしてレンコンの上に絞り出す。 - 挟み焼きにして味付けして盛り付ける
肉だねを絞り出したら更に上にレンコンスライスを乗せて軽く押す。そして下面のレンコンの縁が色づいたのを目安にひっくり返そう。もし片栗粉が油を吸いきってたときは足していい。 ちなみにフライパンで熱せるのは両面のレンコンだけなので、間の肉ダネに熱が入るように水(分量外)を20mlほど入れてフライパンに蓋をして蒸しておこう。蒸していく過程で水と触れた片栗粉が溶け出してとろみを生むのでそこに醤油を加えることで挟み焼き全体に絡める形で味付けをしたら完成だ。 お皿に盛ったらマヨネーズと一味唐辛子を掛けて完成だ。
・実食
正直なところ、古い油だったせいで焼き具合では失敗してしまった。一味マヨネーズを掛けて取り繕ってみたがちょっと厳しいか(笑)だが肝心なのは味だ。早速一つ齧ってみる。さすがレンコンというべきかパキッとした食感に加えて片栗粉による揚げ焼きのサクサクも相まって食感が凄い。それでいて中身の肉のジューシーさもしっかり閉じ込められている。そして肉ダネに混ぜていた豆苗、コイツの風味がすごい。茎のはずなのに豆そのものを、いうなればピーナッツを食べたかのような力強い風味なのだ。全体を醤油で絡めているのでご飯のお供にピッタリだったぞ。
・まとめ
味 :★★★★☆
手軽さ :★★★★☆
見栄えの良さ:★★☆☆☆(調理ミス込)
レンコンの挟み焼きは一見面倒くさい調理工程が多いが、水煮と使い捨てビニール袋を使うことで時短と洗い物を減らすことを成功させることが出来た。手間を掛けた感じを演出できる料理なので、人に食べさせる時にぜひ一度作ってみてはいかがだろうか?
・余談
実は今回のレシピの分量だと肉ダネとレンコンの水煮がかなり余ってしまうのだ。なんとか使い切るために明日のレシピはこれらを使った春巻きを考えているぞ。気になる人はまた明日の17時以降に読みに来てくれ。