豆苗はえんどう豆の若菜のことを指す。中国では当時その栽培の手間から高級食材という位置づけだったが1970年代に日本に伝わり、最近では水耕栽培など工場で豆を発芽させた状態の豆苗が年間通して安定生産が可能となり、一般野菜として家庭にも浸透してきた。(キューピー公式HPより)今回はその香りの良さと細いながらシャキッとした噛みごたえのある豆苗を使ったクリームパスタを作っていきたいと思うぞ。
【材料】1人分
- スパゲッティ(乾麺) 90g
- 豆苗 1株
- ニンニク 2片
- ツナ缶(油漬け) 1缶
- 豆乳 300ml
- 顆粒鶏だし
- ピザ用チーズ
- 粗挽き胡椒 適量
【作り方】
- 麺を茹でる
フライパンに水(分量外)を入れて沸騰させる。沸騰したら塩小さじ1(分量外)を加えてスパゲッティを入れる。後茹ですることも踏まえて規定時間の1分前ほどで取り出しておこう。 - 具材を切って炒める
茹でている間に豆苗を切っておく。一旦根本を切りおとしてから半分くらいに切り分けておこう。ニンニクも皮を剥いたら包丁の腹で軽く潰してみじん切りにする。 - 具材を炒めて豆乳を加えて煮立たせる
麺をあげたフライパンにツナ缶の油を入れて弱火寄りの中火で熱して豆苗と刻みニンニクを入れて軽く炒める。その後、ツナ、豆乳、顆粒鶏だし、ピザ用チーズを加える。最後にスパゲッティも入れてひと煮立ちさせよう。 - 汁気を減らしたら盛り付けて完成
ひと煮立ちさせたら中火に切り替えて本格的に汁気を飛ばす勢いでヘラなどでパスタを混ぜていこう。最後にお皿に高く盛り付けたら上から粗挽き胡椒を掛けて完成だ。
・実食
白を基調とした見た目に豆苗のきれいな緑がよく映える。上からふりかけた粗挽き胡椒が見た目と香りの両方で食欲を刺激する。強いていえば黒い平皿を使えばもっとコントラストを出せて美味しく見せられただろう。しかし肝心なのは味。早速ひとくち食べてみる。ツナの肉肉しさと旨味、豆苗の香りと食感が上手くマッチしている。そして麺そのものにニンニクの香りがじわりと染み付いていて美味い。それらを豆乳とチーズによってトロトロになったソースが麺によく絡ませてくれるのだからたまらない。生クリームを使わずともこの濃厚さを出せるのは豆乳の強みと言えるだろう。麺90gは一般的な量だが十分に満腹感を得られたぞ。
・まとめ
味 :★★★★★
手軽さ :★★★★☆
見栄えの良さ:★★★★★
豆苗とツナのクリームパスタ、非常に美味であった。調べてみると豆苗を使ったパスタも色々とあるらしい。しかしパッと見た感じだと主に醤油ベースかペペロンチーノで使うことが多いようだ。…いやいや、クリームパスタにも合うぞマジで。ぜひ一度作ってみてほしい。豆苗は多ければ多いほどいいかもしれないな←