\タコが高ぇ!!!/
(」・ω・)」
そう、タコはずーーーーっと高いのだ。タコなんて海外だと昔は海の化け物扱いだったのに最近の外国人がその美味さに気づかれたせいもあるかもしれない。そのせいでせっかく家でたこ焼きを作りたいと思っても、タコのグラム単価が牛ステーキと同等くらいあるので買う気が失せてしまうのだ。(ならステーキ買うよさすがに…)
そこで苦肉の策としてタコさんウインナーを使ってたこ焼きを作って自分を慰めようと考えついたのが今回の記事が出来上がった発端である。ただし、結論から言うと「ぶっちゃけこれでも良いよな」ってレベルに美味しかったので安心して読み進めてほしい。
【材料】24個分
- 白菜の葉 1枚
- 刻み紅生姜 大さじ2
- たこ焼きの粉 150g
- 卵 1個
- 水 400ml
- ウインナー 12本
- サラダ油 大さじ2~3
- たこ焼きソース 適量
- マヨネーズ 適量
- 青のり 適量
【作り方】
- 生地を作る
まず白菜の葉をみじん切りにする。そしてボウルに刻んだ白菜の葉、刻み紅生姜、たこ焼きの粉、卵、水を入れてよくかき混ぜておく。(たこ焼きの粉と水の量は袋に記載してある量を守ること。わからないときはトロトロよりシャバシャバに近い状態がベスト) - タコさんウインナーを作る
ウインナーを上下に分割する。その後、切り口に向かって包丁を軽く押し込み、60度間隔で計3回切込みをいれる。 - たこ焼き器の準備
生地とタコが用意できたらたこ焼き器、皿、竹串2本、調味料を用意しよう。たこ焼き器全体にサラダ油を引く(キッチンペーパーなどでまんべんなく伸ばそう)。 - 生地を流し込んで丸める
タコさんウインナーが出来たらそのままたこ焼きの生地を流し込もう。刻んだ白菜などが全体の窪みにまんべんなく行き渡るように調整する。しばらくそのままにしておき、生地が固まり始めたのを確認したら竹串でたこ焼き器に彫られている溝をなぞってそれぞれのたこ焼きに必要なぶんの生地に区切る。 - 盛り付けて調味料をかけて完成
表面全体がカリカリになったらお皿に並べてたこ焼きソース、マヨネーズ、青のりの順で掛けたら完成だ。
・実食
か・・・完璧すぎる。見た目は完璧にたこ焼きだ。タコさんウインナーが上手いこと生地に隠れているのもソースやマヨや青のりの存在も擬態(?)に貢献していると言っていいだろう。仮にタコさんウインナーの足がちょろっと見えていても「お?イイダコ入りのたこ焼きか?」と騙されることだろう。生地の表面からチラチラ見えている刻み紅生姜の赤色も非常にオシャレで美味しそうだ。ではさっそく食べてみる。さすがにクニクニとしたタコの食感ではないものの、ウインナー自体のほのかに香る燻製と肉々しい食感は全然アリだと思わされた。そしてキャベツ高騰の理由で代用された白菜だがこれは寧ろこっちがスタンダードでいいのでは?と思えるほど相性がいい。ソースやマヨネーズでどうしてもしょっぱくなりがちなたこ焼きには、この熱されて甘くなった白菜が最高なのだ。そして外はカリカリ、中はホクホクとろとろという理想的な食感もまさにコレコレ!なたこ焼きだったぞ。
・まとめ
味 :★★★★★
手軽さ :★★☆☆☆
見栄えの良さ:★★★★★
たこ焼き器という明らかに後片付けが大変で、それ以外にも色々と準備が必要なレシピだったので手軽さが低いのはご容赦願いたい。ただし私の結論として「今後タコが安くなるまでタコさんウインナーでいい。」と言わしめる出来映えと味だったと言っておこう。あ、あとキャベツじゃなくて白菜ね。これも結構大事な要素だと思う。
あとタコなしのタコパをすることになったとして(そんな日が来るのかは知らんが)、ただウインナーを入れるよりちょっと切込みを入れてタコさんウインナーにすれば、一緒にタコパをする人も笑って許してくれると思う。そんな愛嬌をもつのがタコさんウインナーなのだ。
~Fin~