昨今の冷凍餃子は素晴らしい出来栄えだ。味はもちろんのこと誰が作っても上手にできるように油・水必要なし、つまり冷凍餃子そのものをフライパンに並べて火にかけるだけでいいところまで楽チン仕様にした企業努力にはもはや脱帽だ。しかも味の素冷凍食品株式会社さんは「使い込んだフライパンでもキレイに焼ける餃子を作るため」という理由で、自社商品を作ったが失敗してしまったフライパンを一般家庭から送ってもらい、感謝とお詫びを兼ねて冷凍餃子の詰め合わせを贈呈するという太っ腹な企画(現在は募集を打ち切っている)を打ち出すほど冷凍餃子への研究に余念がない。
そして私はそんな味の素さんとは打って変わってやる気がない状態だ。暖房付きの部屋で寝ているあまり、喉と鼻が終わってしまってすこぶる不機嫌というか無気力なのだ。なので今回はそんな私の鼻と喉に潤いを取り戻すために、味の素さんの冷凍餃子を使って水餃子を作ることにしたというわけだ。
【材料】1~2人前
- 顆粒鶏だし 小さじ1
- 味の素冷凍餃子 1袋(12個入り)
- 冷凍カット青ネギ
- ごま油 ひと回し
- 醤油 大さじ1
- 白ごま 適量
【作り方】
- お皿に鶏だしと冷凍餃子を入れてレンチン
まず耐熱容器を用意する。そこに顆粒鶏だしを入れてその上から味の素冷凍餃子を並べる。そして中央に業務スーパーで売っていた冷凍カット青ネギを入れてごま油を回し入れてからラップをして700W4分レンチンする。水餃子にするので味付けとして鶏だしを使う 水必要なしと謳う冷凍餃子には水がくっついているのでこれで水餃子になるはず レンチン後の様子 結構水餃子っぽい見た目! 完成!
・実食
さすが味の素さんの冷凍餃子。レシピ記事なのに調理手順が1つにまとまってしまうほどシンプルだ。そしてもともとは冷凍(焼)餃子だが、ちゃんと水餃子もこなせているように見える。さっそく食べてみる。そこで違和感に気がついた。まず前提として美味いことは美味い。冷凍餃子にくっついていた水分と鶏だしと醤油で作ったスープもごま油と相性がよく単体でも飲みたいほどだ。しかし餃子のヒダの部分だけが水分が飛んでカッチカチになっていたのだ。ラップもして水分を逃さずに調理したつもりだったが…。
・まとめ
味 :★★★★☆
手軽さ :★★★★★
見栄えの良さ:★★★★☆
焼き餃子として作る時はヒダ部分も問題なく柔らかいのになんでだろうと思いパッケージの裏面を見たところ、しっかりと「レンジによる調理に対応しておりません」とのメッセージが。私が悪かったです。でも味は最高でした味の素さん、これからも買わせていただきます\(^o^)/
~Fin~