Patte de lapin 幸運のうさぎの脚

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ライスペーパーで作るアップルパイが美味そう過ぎたので真似した結果!→「アップルパイではない別のスイーツ」【レシピあり】

出典:photo AC

一人暮らしをしていると案外買わなくなる食材、それはフルーツだ。実家で暮らしていた時はほぼ毎日何気なく食べていたフルーツらは実はスーパーの中では割と高級品だということを一人暮らしを始めた者は知ることになる。私も例に漏れず当てはまり、単価計算で比較したときに「肉のほうが安いやん…じゃあ肉買うよ」みたいな思考になってしまうので実は生のフルーツを食べる機会は激減している。そんなわけでたまーーーーーに買って食べたときに、その果糖の甘さと瑞々しさに一々感激しているというわけだ。

今のシーズンだとやはりリンゴが旬になってきていて比較的安く売ってくれるので、単純にリンゴを切り分けて食べるだけで感動しているのだが、どうやら巷ではライスペーパーを使った簡単なアップルパイがバズっているらしい。せっかくなら真似してみて美味しいのかどうかも正直にレビューしてみようと思った次第である。

 

【材料】1~2人分

《リンゴのプレザーブ》

  • リンゴ 1個
  • 砂糖 大さじ2
  • バター 10g
  • レモン汁 小さじ1/2

《パイ生地》

  • 牛乳 大さじ4
  • 砂糖 大さじ1
  • 塩 小さじ1/2
  • バター 10g
  • 卵 1個
  • ライスペーパー 9枚

 

【作り方】

  1. リンゴのプレザーブを作る
    まずリンゴの皮を剥いて縦に8等分する。その後薄切りにしてから耐熱容器に入れて砂糖、バター、レモン汁も加えて混ぜる。

    リンゴの皮って包丁で剥くイメージの代表だけど、私は普通にピーラー使う(笑)

    レモン汁のお陰できれいな色に仕上がる

     

    混ぜ終えたらふんわりとラップをして700W5分レンチンする。リンゴが黄色の半透明になったら取り出してからもう一度混ぜておこう。

    プレザーブとは果肉入りジャムのこと! こんな感じで黄色い宝石みたいになる
  2. パイ生地用の卵液を作る
    ボウルに牛乳、砂糖、塩、バターを入れて700W30秒レンチンしてバターを溶かしつつ卵も加えてホイッパーでよく混ぜて溶かす。それをバッターに移してからライスペーパーを浸して3枚をややずらして横並びにする。

    ライスペーパーを浸しやすいように広くてちょっと深いお皿を用意しよう

    片側にリンゴのプレザーブを乗せたら2~3回巻いてから上下の両脇も折りたたんでからさらに巻く。巻き終わりを下にしてクッキングシートの上に並べよう。この作業中にオーブントースターの予熱も済ませておくといい。

    巻くのはちょっと手順に工夫がいるのでよく見てね!

    見た目はかなりいい!卵液の光沢がいかにも美味そうだ


  3. オーブントースターで焼いて完成
    あとは余熱を済ませたオーブントースターに入れて10分焼く。焼き終わりの目安は表面に焦げ目が出てきた頃だ。取り出したらお皿に盛って完成だ。

    うん、いい感じ!

    完成! 切って中身を見せる撮り方って春巻きみたいだよね!

・実食

出来上がった見た目は非常に良い。中から顔をのぞかせるリンゴのプレザーブもいかにも甘酸っぱそうだ。さっそく食べてみる。まず中身の具からはアップルパイらしさを感じられた。マックのアップルパイの感じといえば伝わるだろうか。そしてパイ生地として使ったライスペーパー。しかしこれを食べたときに1つの疑問が浮かんだ。ライスペーパーといえばそのモチモチとした食感が売りだ。だからこのアップルパイもモチモチしている。しかし本来のアップルパイの生地はパリパリサクサクなものだ。ゆえに食べても食べても「自分はアップルパイを食べている」と納得するには至れなかった。別のスイーツとして考えれば十分美味しいかもしれないが、アップルパイとして出されたなら不完全燃焼になるだろう。

コンデンスチョコクリームを塗って食べたけどこれはこれでアリ!

・まとめ

味     :★★★☆☆

手軽さ   :★★☆☆☆

見栄えの良さ:★★★★★

またバズったレシピに騙されてしまった。やはり目で見る情報でしか評価できない以上、見た目重視で味は二の次というバズレシピも多いのだろう。アップルパイが食べたいなら素直に冷凍パイシートを使ったり、店で買うのがいいだろう。このレシピをオススメする気はしないが、モチモチした食感とアップルパイの中身が好きなら作ってみるのもありかもしれない。