豚の生姜焼きといえばザ・ご飯が進む最強おかずの一角として有名なレシピだ。甘辛く味付けされた豚肉を一度口に頬張ればもうご飯をかっこまずにはいられない。よく「レモンや梅干しを想像すると唾液が出る」と言われているが実は第3の例として挙がるべきは豚の生姜焼きなんじゃないか?と密かに思っている。
今回はそんな王道料理の豚の生姜焼きを改めてレシピとしてこのブログでもまとめておこうと思う。ちなみに豚の生姜焼きは実は使う肉のタイプで2種類あって、大きめな薄切り肉を何枚か使うタイプと細切れ肉などを使うタイプがある(無論、どちらも最高に美味い)が今回は豚しゃぶのお肉を使うので前者タイプの生姜焼きになるぞ。
【材料】1人分
- キャベツ 40g
- 玉ねぎ(小玉) 1/2個
- サラダ油 小さじ2
- 豚しゃぶ用肉 3~4枚
- 調理酒 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 砂糖 小さじ2
- おろし生姜チューブ 約2cm
- マヨネーズ お好み
【作り方】
- 野菜を切る
まず、キャベツを千切りにする。めんどくさい人は市販のパックを使うのもいいだろう。(多分これ言うのもう3回目)そして玉ねぎは薄切りにする。今回は小玉サイズを使っているので、通常サイズの場合は1/4個を目安にしよう。 - 肉を焼く
フライパンにサラダ油を引いて弱めの中火にし、豚しゃぶ用肉を広げて並べる。そして両面の色が変わるまで焼いたら一度取り出しておくこと。 - 玉ねぎを炒めて甘辛ダレを作る
豚しゃぶ肉を引き上げたら今度はそこに薄切りの玉ねぎを加えて中火で炒める。玉ねぎに焼色が突き出したところで調理酒、醤油、みりん、砂糖、おろし生姜チューブを入れて合わせダレがひと煮立ちするまでゆっくり混ぜる。 - 肉を加えて絡めて盛り付ける
合わせダレがひと煮立ちしたら引き上げていた豚肉をもう一度フライパンに入れてタレを絡めていく。加熱されていったタレの砂糖が溶けて粘度が出始めたら火を止める。 最後にお皿に千切りキャベツを盛ってそこに先に豚肉を並べて上から合わせダレを掛ける。お好みで千切りキャベツの横にマヨネーズを添えたら完成だ。
・実食
うむ、実にお手本らしい見た目の豚の生姜焼きだ。素人が作っても映える料理なのは実にありがたいことだ。さっそく食べてみる。焼くのを最小限にとどめていたのと豚しゃぶ用肉を使ったからか肉はプリップリだ。そして合わせダレをたくさん吸った玉ねぎが飴色になっていて味の濃さをキリッと立てているので肉と一緒に食べると言わずもがなご飯が止まらない。しかし、合わせダレが美味すぎるのでそれが掛かった千切りキャベツすらもどんどん口に運べてしまう。なんならタレの掛かったキャベツをおかずにご飯が進むほどだったぞ!
・まとめ
味 :★★★★★
手軽さ :★★★☆☆
見栄えの良さ:★★★★★
ポイントは「肉を焼きすぎないこと」と「合わせダレの粘度が出始めたら火を止めること」だ。この2点を守ればおそらく細切れ肉タイプの生姜焼きでも上手くいくことだろう。簡単に作れて見栄えがいいし胃袋を掴むこと間違い無しの料理なので、人に作って出せるようにぜひ覚えておくことをオススメする。