
ジェノベーゼはバジルや松の実、ニンニク、オリーブオイルなどを混ぜて作るソース、またはそのソースを使った料理だ。日本ではバジルソースそのものをジェノベーゼと呼ぶ風潮があるが、イタリアではバジルソースはペスト・ジェノベーゼと呼ばれ、ジェノベーゼは牛肉とタマネギをベースにしたソースのことを指すようだ。

私は数あるパスタ料理の中でジェノベーゼが一際大好きだ。一番の理由はやはり爽やかでありながらナッツ類やチーズによる濃厚なコクが隠れているところだろう。ただし今回はバジルではなく業務スーパーで格安で手に入った大量の生パセリを使ったジェノベーゼ「風」のパスタを作ってみようと思う。そしてその調理工程で一番面倒なソース作りにはDAISOで売っている野菜カッターを使ってラクしていくつもりだ(笑)ではさっそく作ってみよう。

【材料】1人分
- スパゲッティ(乾麺) 100g
- 生パセリ 50g
- お好みのナッツ(今回はクルミ) 20g
- ピザ用チーズ 10g
- オリーブオイル 大さじ3
- おろしニンニクチューブ 小さじ2
- 塩 小さじ1/2
- 粗挽き胡椒 少々
【作り方】
- 麺を茹でる
まずフライパンにたっぷりの水(分量外)と塩小さじ1(分量外)を入れて火にかけて沸騰させる。沸騰したら乾麺を入れて麺の袋に書かれている規定の時間通り茹でる。茹で終えたら茹で汁1杯程度とともに別皿に移しておく。
実は写真撮るのにもたついてフライパンからはみ出た部分が若干焦げた(笑) - パスタソースを作る
野菜カッターの中に生パセリの葉(太い茎はなるべく外す)を入れてからクルミ、ピザ用チーズ、オリーブオイル、おろしニンニク、塩を入れてから蓋をする。きっちり蓋をしたら野菜カッターを1分ほど動かしてパセリ全体がみじん切りになって油と混ざってソース状になるようにする。
本来は松の実、パルメザンチーズだけど家にあるもので代用したっていい 
野菜カッター使用後の様子 これは包丁では絶対出せないクオリティ - 麺とソースを和えるように炒めてから盛り付ける
最後にフライパンに麺と茹で汁、ジェノベーゼ風ソースを加えて中火にかけながら全体的に和えるように炒めていく。茹で汁が少なくなり、麺とソースがしっかり絡んでいるのを確認したらお皿に高く盛り付ける。最後に上から粗挽き胡椒を振りかけたら完成だ。
なんでわざわざ火にかけるの?と思うかもしれないがその理由はあとで説明する 
これくらい汁気がなくなったら盛り付けてOK! 
完成!
・実食
見た目はしっかりとペスト・ジェノベーゼ(覚えた言葉をすぐ使っていくスタイル)だ。茹で汁と合わさって乳化したソースがとろりとしていて濃厚さを物語っているのもGood。さっそく食べてみよう。
まずはじめの一口で感じたのは「思った以上にパセリ味が強い!」だ。バジルとは違い、パセリ特有の青々しさが前面に出ており正直言うと麺とパセリをそのまま口に入れたのかと錯覚するほどだった。思わず「まさか失敗か…?」と訝しんだが二口目でそれは杞憂だと分かった。二口目からはパセリ味は一気に控えめになり、ジェノベーゼパスタらしいナッツとチーズのコクとのバランスの取れた旨味の多いソース部分にたどり着いたのだった。考えてみたがこれはパセリが加熱によって風味が変化したことによるものだろう。和える過程でしっかりと火にかける意味があったということだ。

・まとめ
味 :★★★★☆
手軽さ :★★★☆☆
見栄えの良さ:★★★★★
今回の評価だが、味が4つ星なのはパスタソースをしっかり全体的に炒めておけなくてパセリの青々しさが強い部分があったためだ。そして手軽さの面でいうとジェノベーゼソースを作るという意味ではかなり楽ができた野菜カッターだったが、調理後の洗い物が増えること、専用のカッターの形状的に慎重に洗わざるを得ない点から評価を落とすことになった。
しかし、ジェノベーゼ風パスタとしてのレベルはなかなかのものだった。少なくとも人に出しても喜ばれる美味さはあるので気になった人はぜひDAISOで野菜カッターを購入してチャレンジしてみてほしい。これが作れてたらきっとモテるぞ。