日本における袋ラーメンの数はかなり多い。味の種類もさることながら有名店とのコラボ商品、地域限定商品、果ては海外産のものまで輸入しているところを見ると如何に日本人がラーメンというものを愛しているかが伺える。
一方で油そばの地位はどうだろうか?今でこそ世間的な知名度はかなり高まっていると思うが、インスタントとしての商品展開の数は依然として芳しくない。理由としては調理における再現性の難しさや知名度≠需要のせいで全国展開で売るリスクがあったりするらしい。となると外食するか作るしかない・・・!ということで今回は袋ラーメンを使った濃厚すぎる油そばのレシピを紹介したいと思うぞ。ちなみに今回参考にさせてもらったのは料理Youtuberのまるみキッチン【簡単レシピ】さんのShort動画だ。そちらも併せて見てみてほしい。
【材料】1人分
- 袋ラーメン(味噌) 1袋
- スープの素 半分
- マヨネーズ 大さじ2
- ごま油 大さじ1
- 酢 大さじ1/2
- おろしにんにくチューブ 2cm
- 冷凍カット青ネギ 30g
- 韓国のり 1枚
- 白ごま 2つまみ
- 卵黄 1個
- ラー油 お好み
- 一味唐辛子 お好み
《卵白スープ》
- スープの素 半分
- 卵白 1個
- 乾燥わかめ ひとつまみ
- お湯 適量
- 白ごま 2つまみ
【作り方】
- 麺を茹でる
まずフライパンにたっぷりの水を入れて沸騰させる。沸騰したら袋麺だけを指定の時間通り茹でる。茹で終わったらザルに揚げて湯切りしておく。今回は日清が売り出している札幌みそにしてみた これ、安いんだよね! 毎度思うけどフライパンじゃなくて雪平鍋のほうが水量少なくて済むよな… 茹で上がったらこんな感じ! 黄色いちぢれ麺が美味しそう~ - 油そば用のタレを作る
次に丼を用意してそこに袋麺のスープの素、マヨネーズ、ごま油、酢、おろしにんにくを入れてよくかき混ぜておく。袋麺のスープの数だけ味変が可能なのがおうち油そばの良いところ! 混ぜ混ぜ~ - 具材を乗せて完成
冷凍カット青ネギをスープ用のお椀に入れてラップをせずに700W50秒レンチンする。その間に湯切りしといた麺を丼に移してよくかき混ぜる。解凍した青ネギ2/3、韓国のり、白ごまを散らして中央に卵黄を乗せたら完成だ。お好みでラー油や一味唐辛子を掛けてみよう。この冷凍カット青ネギは業務スーパーに売っているもので超おすすめ商品だぞ! 混ぜ混ぜするとこんなモッタリした見た目になる…ジュルリ(´゚ω゚`) 油そばは完成! さあ余ったネギと卵白を使ったスープを作ろう - 卵白スープを作る
青ネギを残しておいたお椀に卵白、スープの素の残り半分、乾燥わかめを加えてよく溶く。最後にお湯を注いで卵白を固まらせたあと、上から白ごまを乗せたら完成だ。卵白残すなんてもったいないもんね! よく溶くことで凝固しやすくなるよ 完成!
・実食
まず見た目がとんでもなく美しい。中央にでんと構えた卵黄のオレンジ色、周りに散りばめられた韓国のりの黒と青ネギの緑のコントラストが食欲をこれでもかと刺激する。さっそく食べてみよう。
油そばなので卵黄を割って全体を混ぜていくと、もともとタレで濃厚だった麺がさらに濃厚になっていくのがわかる。啜ってみるともはやモッタリという表現が的確すぎるほどコクと旨味がある。意外なことに味噌っぽい主張は少なくあくまでも旨味成分としての役割を担っているようである。さらにこのさっぽろ味噌の袋麺自体が安い割にかなり触感がいいことも驚きに値する。やや太麺に近いのにプチッとした噛み切り具合が非常に癖になるぞ。
・まとめ
味 :★★★★★
手軽さ :★★★★★
見栄えの良さ:★★★★★
これは文句なく満点だろう。なんなら袋ラーメンとして食べるよりも数段美味い。濃厚な油そばに溺れても最後に卵白スープでスッキリ出来るのもいいし無駄がないのもオススメだ。味噌味はハズレが少ないので初めて作るのであればぜひ味噌味を買って試してみてほしい。
~Fin~