デリッシュキッチンには大変お世話になっている。存在を知ったのはいつだったか思い出せないほど昔だがたしかTwitter(現X)だった気がする。調理工程を動画で説明してくれつつ1分に満たないほどコンパクトにまとめたレシピ紹介に当時は「クックパッド終わったなこれ・・・」(クックパッドさんごめんね!)と第三者ながら勝手に恐ろしさを感じたほど優秀なレシピサイトだった。実際に当ブログ開設後も大葉と塩昆布の鶏唐揚や豚バラキャベツ蒸しやちくわの肉巻きなどのレシピで度々参考にさせてもらっている。
そして今回は春巻だ。と言っても中身のメインはなんとチーズ入りのちくわ。肉ではなく魚のすり身という変化球は一体どうなることやら。ワクワクしながら作っていこう。ちなみに参考元の動画もしっかり載せておくので併せて見てみてほしい。
【材料】1~2人分
- ちくわ 4本
- ピザ用チーズ 適量
- 韓国海苔 4枚
- 大葉 4枚
- マヨネーズ 適量
- サラダ油 適量
《オリジナルソース》
- ケチャップ 大さじ2
- 中濃ソース 大さじ1
- カレー粉 小さじ1/2
- バター 10g
【作り方】
- ちくわにチーズを詰める
まずちくわを半分の長さにカットする。その後両端からピザ用チーズを詰めていく。中心に詰めるために箸1本を使って押し込むと良いぞ。今回使う春巻の皮とちくわは両方とも業務スーパーで購入したもの これで合計8本分になるよ お弁当箱にも入るサイズかもね! こんな感じで詰めていこう - 春巻の皮で巻く
次に春巻の皮を用意する。先に韓国海苔や大葉を置いてそこに糊付け代わりにマヨネーズを掛ける。そしてチーズ入りのちくわを置いて巻いていく。巻き終わりには水溶き片栗粉(分量外)を付けて糊付けする。参考元は焼き海苔だったけど韓国海苔があったんでね なぜかこの春巻の皮、正方形じゃないんよなあ…これは値段相応なのかも 大葉も絶対合うと思うんだよね! チーズもあるわけだし 巻き終わり! 正直時間は掛かるよね(苦笑) - オーブントースターで焼く
巻き終わったらアルミホイルかクッキングシートをオーブントースターの天板に敷いて春巻きを並べて表面にサラダ油をハケで塗る。その後、オーブントースターで5分焼いたら春巻きは完成だ。ハケなんて全然使わないから必死で探したわ!!! 元の具が生でいけるものばっかりだから表面がこれくらいに焼き上がったらもうOK - ソースを作って完成
あとはオリジナルソース作りだけだ。耐熱性の小皿にケチャップ、中濃ソース、カレー粉、バターを入れて600W1分レンチンしてバターを溶かしてよく混ぜたら完成だ。春巻きといえば醤油とからしのイメージだからこのソースの味が合うなんて不思議! 混ぜ混ぜするだけでOK 完成! せっかくなんで付け合わせのレタスサラダの上に並べてみたぞ
・実食
春巻きといえばきつね色にこんがり揚がった色に目が慣れているせいで焼色が付いているとはいえ白っぽい姿に若干混乱を覚える(笑)まあトルティーヤとかに近いと思えばいいか。さっそく食べてみよう。
食感だが春巻の皮はトースター調理でもしっかりパリッとしている。きつね色にならなくてもほとんど変わらないことに驚いた。そしてパリッのあとにむにっとしたちくわがお出迎えしてくれる。さらに中にギッチリ詰まったチーズがトロ~ンとトロけ出てくるのが素晴らしい。個人的には韓国海苔よりも大葉のほうが単体で食べるときの風味の良さが良いなと感じたぞ。また、オリジナルソースもずいぶん西洋風な味付けだなと思ったが淡白なちくわにはむしろ相性がいい。カレー粉のスパイシーさやバターのコクも相まって途中から「この春巻きはこのソースをしゃぶるための棒なんじゃ…?」と勘違いしてしまいかけたぞ(笑)
・まとめ
味 :★★★★☆
手軽さ :★★★★☆(普通の春巻きと比べて)
見栄えの良さ:★★★★☆
今回のレシピは春巻きの常識を塗り替えてくれたかもしれない。ちくわという発想は無かったし、確かに”アリ”だ。揚げなくて良いのも従来の春巻きよりは手軽なのも嬉しい。オリジナルソースもこれである理由が頷ける味だったので面倒くさがらず用意してみてほしい。ダイエット中の人、春巻きを食べたかったらこっちでお腹を満たしてしまおう!!
~Fin~