
突然だが私は最近DAISOであまり食料品を買っていない。当ブログの中だと剥き甘栗パウチとかこしあんを使ったレシピを紹介した程度で、あと直近思い出せるのでいうと春雨とキャラメルくらいだろうか。そうなるに至った理由は簡単で、一人暮らしし始めの頃に「100円で買えるなんて安いやん!」という無知ゆえの行動で買い漁ったは良いものの、安かろう悪かろうの典型みたいな商品ばかりに出会ってしまってDAISOの食料品=ハズレばっかという嫌な方程式ができあがってしまったからである。しかしそんな私でも久々に食指が動いてしまう商品を見つけた。それがやみつき旨辛よだれ鶏という缶詰である。

鶏肉系の缶詰というと焼き鳥のイメージが強いがそれがまさかよだれ鶏とは。無類のよだれ鶏好きとしては見逃せるはずもない。しかも嬉しいことにパサパサ胸肉ではなく鶏もも肉を使用しているというのも当たり商品の香りがプンプンする。75gというのも一般的な焼き鳥缶サイズなのでそれで100円(税抜き)なのはあまりにも美味しい話すぎる。とするならば肝心の味が悪いのが今までのパターンだが…(苦笑)そこで今回はそのまま食べるのではなく親子丼にアレンジしてみることにした。万が一この缶詰の味が悪くても、親子丼自体のポテンシャルで補えるのではないかという計算である。ではさっそく作ってみよう。
【材料】1人分
- 玉ねぎ(小) 1/2個
- 卵 2個
- 塩 少々
- サラダ油 小さじ1
- やみつき旨辛よだれ鶏 1缶
- 刻みニラ 5g
- 調理酒 大さじ1
- 醤油 小さじ2
- ご飯 茶碗1杯
- ラー油 適量
【作り方】
- 具材の用意
まず玉ねぎを用意して皮を剥いてくし切りにする。また、卵は塩を入れてざっくりと溶く。
普通サイズの玉ねぎを使う人は1/4個でOK 
ラップを下にしておくことでまな板を洗う手間を省くズボラテク! 
よだれ鶏とはいえ卵にまで味が行き渡らなそうなので最低限、塩で味つけ! - 具材を炒める
フライパンにサラダ油を入れて中火より少し弱めの火で熱して、切った玉ねぎをまず焼色がつくまで炒める。その後、やみつき旨辛よだれ鶏、刻んだニラ、超地主、醤油を入れて全体を混ぜていく。
中身はこんな感じ! 汁ばっかで水増ししてないのも好印象 
玉ねぎだけ炒めてる写真撮り忘れた… ちなみにニラは事前に切って冷凍しておくと楽 - 溶き卵を入れてご飯に乗せる
ニラや鶏肉に火が通った辺りで溶き卵を入れて半熟になるまで放置する。その間に丼にご飯を盛っておき、火を止めてご飯の上に乗せる。最後にラー油を回しかけたら完成だ。
卵入れたら火に掛けすぎないようにね! 
完成! せっかくなのでネギとわかめの中華スープも添えてみた!
・実食
見た目は一般的な親子丼と遜色ないレベルだ(ニラを使っているかは別として)。ちなみに鼻を近づけてみたが辛そうな香りは特に香ってこなかったぞ。ではさっそく食べてみよう。
まずメインの旨辛よだれ鶏だがそれ自体がほぐれるような柔らかさだったことに驚く。焼き鳥の缶詰などを食べた経験がないのでこれがデフォルトの柔らかさなのかもしれないが普通に親子丼を作ろうもんなら決して出せない柔らかさだ。加えてやみつきと銘打ってるだけあって確かに中毒性のある辛味がある。単体で食べていたらきっと辛党でなければややキツイ辛さなのかもしれないが卵と一緒に食べているからかいい塩梅に感じた。ただ、総合的に捉えるとあくまでもチョイ辛な親子丼としてのポテンシャルに留まっていて飛び抜けて向上したともいい難いなと感じた。

・まとめ
味 :★★★★☆
手軽さ :★★★★★
見栄えの良さ:★★★☆☆
味の評価は初めは星3つにしようとしたのだが、この缶詰の鶏もも肉のホロホロな柔らかさを加味したら星4つにしてあげるのが妥当かなと思った。ただし、鶏もも肉を切る手間を省けるし味付けも最低限で済んでいるので辛党が親子丼を作りたいなと思うのであればこの缶詰を使って時短してみるのもありかもしれないぞ!
~Fin~