
炊き込みご飯は自由でいい。その時冷蔵庫にあったものをぶっこめばだいたい完成する、そんな懐の広さがある料理だ。それでいて具だくさん故にこれだけでお腹いっぱいになれるのも嬉しい。今日はそんな懐の広さがある炊き込みご飯に甘えてズボラに済ませてしまおうと思う。ちなみに今回使う具材や調味料はすべて業務スーパーで手に入れたものだぞ。
【材料】2合分
- 白米 2合
- 油揚げ 1枚
- ツナ(油漬け) 1缶
- ぶなしめじ 15g
- めんつゆ 大さじ3
- 顆粒和風だし 小さじ1
- 水 2合目に合わせる
- 冷凍カット白ネギ 20g
- 白ごま 大さじ1/2
- 刻み海苔 お好み
【作り方】
- 具材の準備
まず白米を研いでおく。油揚げは横半分に切ったあとに5mm幅程度で切り分けていく。切ったら炊飯ジャーに移して、ツナ(油ごと)、ぶなしめじを入れる。
5枚入りの油揚げだったので残り4枚は後日別レシピで消費します! 
もともとはサバ缶を入れようと思ってたんだけど買い忘れてツナにしたんだ~ - 炊飯する
具材を入れたらめんつゆ、顆粒和風だしを入れる。水は後入れで2合目のラインまで入れる。あとは通常炊飯でOK。炊き終わったら冷凍カット白ネギ、白ごまを入れてしゃもじでよく混ぜてから茶碗に盛り付ける。最後に上から刻み海苔を乗せて完成。
水→調味料の順だと米が柔らかくなりすぎちゃうぞ 
よ~し、完璧な炊け具合! 
冷凍だけど混ぜる間に米の熱でちょうどよくなるからね 
ちゃんと米に味が染み渡っているのがわかるね 
完成! せっかくなのでお味噌汁も付けました♪
・実食
見た目は正直素朴の域を出ないものの、その優しい色合いに思わずホッとするのは私が日本人だからだろうか?ではさっそく食べてみよう。
まず米の炊け具合は完璧だ。やはり調味料→水の順に入れて調整したおかげだろう。(もちろん入れる具材に水分が多い場合は水をもう少々少なめにしたほうがいいが)具材のツナは米全体に散って存在感は薄めになってしまっているものの、逆に炊き込みご飯全体の旨味の一端を担う存在になっている気がした。しめじのぷりっとした食感を通じて秋らしさを楽しむことが出来た。めんつゆと和風だしというシンプルな薄味ゆえに最後の一粒まで飽きが来ないままお腹いっぱいになれたぞ!

・まとめ
味 :★★★☆☆
手軽さ :★★★★☆
見栄えの良さ:★★☆☆☆
やはり炊き込みご飯は日本人にとってオアシスのひとつのような存在だと感じた。先日紹介した鶏チリのようなザ・濃い味は日々生きていく中の刺激としてもちろん必要なのだが、そういうのを食べ続けてきた週末などにふと、こういう薄味の素朴さで休ませる感覚。まるでサウナの”整い”のような食生活が次の濃い味探しの原動力になるのさ。
~Fin~