
久々に業務スーパーの冷凍野菜で当たりを見つけたかもしれない。それはかぼちゃである。500g入りでカット済のかぼちゃがゴロゴロと入っているのだ。まずカット済みという時点で素晴らしい。かぼちゃを扱ったことがある人なら分かると思うが、まじで包丁じゃなくて斧がいるだろってレベルで固くて切れないのだ。これをレンチン解凍するだけで柔らかい状態で食べられるのだから生かぼちゃを買う意味って…って思うほど。価格も200円いかないくらいで生かぼちゃと大差ない(寧ろ安い?)のもありがたい。

そこで今回はこちらの冷凍かぼちゃを使ったチーズinかぼちゃコロッケを作ろうと思うぞ。かぼちゃコロッケ自体を作ったことがなかったのでYoutubeでレシピを検索したところ、ふに🍳簡単節約レシピさんという方が紹介しているものが非常に簡単に作れそうだったので参考にさせてもらったぞ。
ちなみに今回はかぼちゃコロッケを作る過程で余ってしまったかぼちゃの皮とパン粉をそれぞれ残すことなくべつのアレンジメニューとして消費しているのでそちらも是非参考にしてくれ。※参考にした動画も載せておくので併せて見てみてほしい。
【材料】4個分
- 冷凍かぼちゃ 400g
- 塩 少々
- バター 10g
- ピザ用チーズ 適量
- パン粉 80g
- サラダ油 大さじ2
《皮せんべい》
- かぼちゃの皮 適量
- コンソメシーズニングパウダー 適量
《パン粉フレンチトースト》
- パン粉 残った分だけ
- 卵 1個
- 砂糖 小さじ2
- 豆乳 100ml
- バター 5g
【作り方】
- かぼちゃのペースト作り
まず耐熱ボウルに冷凍かぼちゃをいれてラップをして700W3分レンチンする。ラップを外したら熱気を逃がしてからフォークを使ってかぼちゃの皮を剥がしていく。剥がし終わったら塩、バターを加えてペースト状になるまでフォークの背で潰していく。
「こんなに?」と思うかもしれないけど、皮のぶんを除くと割と体積減るからね 
かぼちゃが柔らかいのでフォークがススーっと入って剥がせるぞ 
まず軽く塩を振って~… 
バターも練り込む事で油分のお陰であとで手で成形しやすくなる - 成形して揚げる
次にペースト状にしたかぼちゃ生地を4等分してから手に持って薄い円形に広げる。そこにピザ用チーズを入れたらフチで包むようにして楕円形に成形する。その後、パン粉をしっかりとまぶしてフライパンに移しておく。
生地を余すことなく作りたいのでゴムベラで掬うことにした 最後にサラダ油を上から回しかけて弱めの中火で熱してかぼちゃコロッケの両面がこんがりするまで焼いて完成だ。
卵液に浸しているわけではないからパン粉は正直付きにくいかも← 
コロッケの上にもサラダ油を掛けることでひっくり返した側もしっかり焼ける 
思った以上に柔らかいからひっくり返す時は気をつけてね! - 余った材料を使って(皮せんべい)
コロッケが出来上がったあとに残ったかぼちゃの皮は捨てずに天板に敷いたアルミホイルの上に並べてオーブントースターで10分ほど焼く。終わったらお皿に盛り付けて塩やお好みのシーズニングパウダーを掛けて完成だ。
皮を上にした状態で並べようね - 余った材料を使って(フレンチトースト)
また、パン粉も余っているはずなのでそこに卵、砂糖、豆乳を加えてよく混ぜる。一度洗い終えたフライパンに再びバターを置いて中火で熱して溶かしたら生地を流し込んでゴムベラで四角く成形する。生地が固まったらひっくり返してもう片面も焼く。両面焼き終わったらお皿に盛り付けてお好みではちみつやチョコソースを掛けて完成だ。
肉や海鮮に使ったパン粉ならヤバいけど、かぼちゃだからね!再利用可! 
実はこれ、過去のレシピで紹介してるんだよね!(笑) 
おお~きれいなフレンチトーストに早変わりや! 
完成!
・実食
見た目は可愛らしくひと目でかぼちゃコロッケと分かる色合いが美味しそうだ。また、当ブログでは珍しく皮せんべい、フレンチトーストと主菜、副菜、デザートとなんともゴージャスに仕上がっている(笑)ではさっそく食べてみよう。
まずかぼちゃコロッケだが、フォークで刺して持ち上げようとすると自重で崩れてしまいそうになるほど柔らかい。半分に切って持ち上げてみると中のチーズがしっかりと伸びてこれまた眼福。肝心の味もかぼちゃの優しい甘みが口いっぱいに広がりつつ、練り込まれたバターとチーズの塩っ気とコクが加わることでかぼちゃコロッケ全体が濃厚なかぼちゃ風味のクリームチーズのようだった。

また、皮せんべいは皮がパリパリしているのにくっついた果肉はホクホクになっていて肉厚な食感が素晴らしい。今回ふりかけたのはコンソメシーズニングパウダ-だがこれが思った以上にかぼちゃとの相性が良かった。コンソメの深い味わいがかぼちゃの甘みを引き上げつつ、かぼちゃの甘みがコンソメの味わいをさらに強調するのだ。

そして食後のデザートのフレンチトースト。もともとがパン粉とは決して思えないほどしっかりと食パンに戻っている(笑)それでいてヒッタヒタに浸したあとの食パン並に柔らかいのもこのパン粉フレンチトーストの強みである。はちみつやチョコソースもしっかりと吸い取っていて、食べきったあとは血糖値がバク上がってしまう危機感すら覚えたほどだった。

・まとめ
味 :★★★★★
手軽さ :★★★★★(かぼちゃコロッケのみ)
見栄えの良さ:★★★★☆
作る当時は予想していなかったがまさかかぼちゃコロッケを作る過程で皮せんべいもフレンチトーストも作れるとは…。組み合わせはさておき、捨ててしまいがちな皮もパン粉も余すことなく使いきれる己の手腕を褒めたい。メインであるかぼちゃコロッケだが、想像してる以上に柔らかいのでつくる人は焼いてひっくり返す時に全神経を集中させたほうがいいぞ。
~Fin~