
釜玉パスタはパスタの中央にでんっと卵黄を乗せることで簡単にとろみとコクを上乗せできるのが売りの和風パスタの一種だ。一応、釜玉うどんのほうが日本で始まったのが早いらしいがたしかに釜玉うどんのあのお手軽に美味しさを追加できることを知れば、同じ麺類であるパスタに応用しようと思うのも至極当然といえる。今回はそんな釜玉パスタのレシピを紹介しようと思う。その名もひき肉を使ったバター醤油釜玉パスタだ。一部の具材を工夫すればワンパンで作れるようになる(後述)ので、洗い物を減らしたい人も是非参考にしてみてくれ。ではさっそく作ってみよう。
【材料】1人分
- サラダ油 小さじ2
- 牛豚合い挽き肉 80g
- 水 700ml
- スパゲッティ(乾麺) 100g
- 塩 小さじ1/2
- 顆粒和風だし 小さじ1
- 醤油 大さじ1/2
- 青菜ご飯用ふりかけ 小さじ1
- バター 10g
- ネギ 1/2本(青)
- 刻み海苔 2つまみ
- 卵黄 1個
【作り方】
- ひき肉を炒める
まずフライパンにサラダ油を引いて牛豚合い挽き肉を入れたら中火で熱してひき肉の色が変わるまで炒める。
ひき肉のポロポロっとした食感が今回のパスタにピッタリなんよ - 麺を茹でる
次に水、スパゲッティ(乾麺)、塩、顆粒和風だしを入れて軽くスパゲッティをほぐしつつ水分がある程度飛ぶまで茹でていく。
【イタリア人閲覧注意!】 - 乳化させつつ盛り付ける
水分を飛ばしている間に青ネギを刻んでおく。ワンパンで済ませたい人は業務スーパーに売っている冷凍カット青ネギを用意しよう。そして水分があらかた飛んで煮詰まった来たら醤油、青菜ご飯用ふりかけ、バターを追加してよく混ぜて乳化させてソースを作る。
ネギの青い方捨ててませんか~? ちょっと洗えば全然食べられますよ 
青菜ご飯用ふりかけが余ってたからここで使っちゃう! 
こんな感じでとろみが出てきたら盛り付けていこう
盛り付けたら中心に刻んだ青ネギを乗せて中央を広げてポケットを作り、周りにギザミ乗りを散らし、最後に卵黄を乗せたら完成だ。
せっかく乗せた卵黄が滑って端に落ちちゃうのを防ぐための青ネギ防波堤! 
完成!
・実食
パッと見た感じだとスパゲッティというよりも寧ろまぜそばのように見える(笑)卵黄を割って全体的によく混ぜてから食べるのでより一層まぜそばである。ではさっそく食べてみよう。
水の状態からスパゲッティを入れて茹でて煮詰めたのでスパゲッティの小麦粉が汁に溶け出したこととバターが合わさり簡単に乳化ソースを作ることが出来た。そのトロッとした乳化ソースと和風だしが合わさり塩味ベースの和風パスタとなっている。塩っけの主張はあれど卵黄で麺をコーティングしているので塩辛さは一切感じず旨味を十分に堪能することが出来る。また、この乳化ソースの中にはひき肉も一緒に茹でられていたのでその肉汁も吸っており、啜るごとにガツンとした旨味で食欲をいつまでも刺激してくるのだ。そこに合わさるように青ネギの青々とした独特の辛味が味がまろやかになりすぎないように引き締める様子はまさに縁の下の力持ちといった感じだった。

・まとめ
味 :★★★★★
手軽さ :★★★★☆
見栄えの良さ:★★★★★
今回の釜玉パスタはひき肉を入れることでお肉のジューシーさも和風パスタに取り込むことに成功している。これが薄切り肉やベーコンだとどうしても旨味成分が麺全体に行き渡るのが難しいが、逆にミンチ肉はその表面積の多さが旨味成分を染み出させるのに最適だと言えよう。かなり高水準のレシピだが、問題点を挙げるとすれば”青菜ご飯用ふりかけは別にいらなかった”という部分だろうか。もっと大量に入れるか、醤油を使わずふりかけの味付けメインにすれば活躍したかもしれない。少なくとも今回のレシピにおいては省いて良いと思うぞ!(苦笑)
~Fin~