
チャーシュー(叉焼)は中国発祥の料理で、豚肉の塊を醤油や香辛料で味付けして焼いたものを指す。一方で日本では「焼豚」や「煮豚」として、焼いた後に煮込んだり、醤油ベースのタレで煮込んだりしたものが一般的とされていて、主にラーメンの具材の一つとして活躍している。
今回はその日本式に倣った作り方で口に入れたらとけてしまうほど柔らかいチャーシューを作っていこうと思うぞ!
【材料】1本(800g)分+味玉4個分
- 生姜 1/2片
- ネギ(青い部分) 2本分
- 醤油 100cc
- みりん 50cc
- 調理酒 50cc
- 砂糖 大さじ4
- 水 200cc
- 豚バラブロック 800g
- サラダ油 小さじ1
- 卵 4個
【作り方】
- 味付け用の合わせ汁の準備
まず生姜を皮付きのまま細めの短冊切りにする。それを炊飯ジャーに移し、ネギ(青い部分)は手で捻ってから入れる。その後、醤油、みりん、調理酒、砂糖、水を加えて軽く混ぜておく。
生姜は匂い消し以外にも肉を柔らかくする効果もあるんだとか! 
捻って入れることでネギの香りがパッと広がって肉によく染み込む 
調味料の量の多さにちょっと引く 普段の料理じゃ大さじとか小さじでいいしね - 豚肉に焼き目を入れる
豚バラブロックはフォークで全面に穴を開けてからフライパンに入れる。その後、サラダ油を加えて中火で全面に焼き目を入れていく。
800gはさすがに長かったので半分にカットして入れることにした 
まずは脂身から焼いていこう 
あくまで外側だけ焼けばいいからね、中が赤くてもOKOK - 炊飯器で煮込む
焼き目が付いたら炊飯ジャーに移して合わせ調味料にしっかりと浸す。その後通常炊飯1回で煮込んでいく。炊飯が終わったら煮汁をお玉2杯分取り出しておいてから、保温設定にして2時間放置する。

3合炊きの炊飯器でギッチギチだから小さい炊飯器の人は肉の量に注意! 
通常炊飯(1時間)後の様子 この煮汁の一部を味玉用に使うよ - 味玉作り
通常炊飯モード中にゆで卵を作っていく。フライパンにたっぷりの水(分量外)を入れて中火で沸騰させる。卵は冷蔵庫から出して室温に慣らしておく。沸騰したら卵をお玉に乗せてゆっくりとフライパンに沈める。その後、7分半茹でる。
そっと沈めないとフライパンの底に当たった衝撃で割れてしまうからね
茹で終わったらすぐに氷水に浸して熱を取りつつ殻を剥く。ジップロックにゆで卵、煮汁を入れて空気を抜いた状態で密封して2時間放置する。
冬は氷水なしでもワンチャン冷やせるかもしれないけど氷は入れといて損はない 
空気を入れないようにするにはジップロックを水張ったボウルに沈めると上手くいく - 切って盛り付ける
2時間の放置で味をじっくり染み込ませたらチャーシューを取り出して5mm幅で切り出していく。味玉は縦半分に切ってそれぞれお皿に盛り付ける。最後にスプーン1~2杯の煮汁を上から掛けて完成だ。
形を保ったまま切るのも大変なほど柔らかい・・・っ! 
完成!
・実食
まず見た目は完璧だ。外側は醤油をベースとした所謂カエシをしっかりと吸い込んでテラテラとしていて非常に美味しそうだ。味玉もまだ2時間しか漬けてないがそれなりに色づいている。ではさっそく食べてみよう。
まずは付け合わせの味玉から。元々黄身だけ半熟になる茹で時間に設定したのだが、煮汁がまだ温かいうちに漬け込んでいたからか結局中まで熱が通ってしまったようだ。しかし味としては何ら問題ない。ほのかに塩っけが染み込んでいて単体でもお酒が進みそうだ。
そしてメインのチャーシューは箸で持ち上げた途端、脂身と赤身剥がれて分離してしまった。まさか自重で剥がれるほど柔らかく煮込まれているとは…。よく、煮豚や角煮などは圧力鍋を用意して作っていると聞いているが、安物の炊飯器でこれだけ柔らかくなるのであれば圧力鍋要らないんじゃない?と思えてしまうほどだった(笑)肝心の味だが、カエシの甘じょっぱい味を吸った赤身からはそこに赤身特有のジューシーな肉汁が合わさってたまらなく美味しい。脂身に関してはもはや歯はおろか舌すら必要無く口に入れた途端にとけるレベルの柔らかさ。そして脂の上品な甘みと旨味が私の脳のてっぺんを突き抜けるほどの衝撃を与えてきた。これはお酒で流すかご飯を押し込むか非常に悩ましい。しかし悩む暇すら与えないほどとけて消えるという罪なチャーシューだったぞ!

・まとめ
味 :★★★★★
手軽さ :★★☆☆☆
見栄えの良さ:★★★★★
せっかくなのでラーメンの具材としても使ってみることにした。マルちゃんZUBAAAN!の博多豚骨味を作って乗せてみたが見栄えも完璧、味も麺やスープにバッチリ合っていたぞ!

いかがだろうか?チャーシューを炊飯器で作るなど邪道だろうか?しかし写真を見て伝わったはずだ。この柔らかさはたとえ邪道でも手を出さざるを得ないはず。口に入れたら最後、絶対に虜になるだろう。この美味さは多分並のラーメン屋にも勝てるはず。そんな自信すら持てる神レシピをぜひブックマークしておこう。
~Fin~