
私は大根の葉が地味に好きだ。昔は捨てるものと思っていたが、油で炒めるだけで美味しくなることにフードロスを減らせることも踏まえてとても感銘を受けたからだ。最近は寧ろ大根の葉にありつきたくて大根を買っていると言っても過言じゃない。そして今回はその大根の葉を炒める脂を鮭ハラスからいただいたら最高のマリアージュを生むのではないか。そう思いこのレシピに至ったわけだ。ではさっそく作ってみよう。
【材料】2合分
- 鮭ハラス 150g
- 大根の葉 40g
- 白ごま 大さじ1
- おろしにんにくチューブ 小さじ1
- ごはん 2合分
【作り方】
- 鮭ハラスを炒める
まずフライパンに鮭ハラスを皮を下にした状態で置いて、少し弱めの中火で焼いていく。1分半ほどしたらひっくり返して身も焼いていき、身が焼けてきたら箸で一口サイズに切り分けつつ、骨は取り除いておく。
皮からまずカリッと焼いていく 
ひっくり返したあとの様子 出てきた脂で焼いていくのだ 
コロッとした背骨があるはずなので身をほじってから捨てよう - 大根の葉を混ぜて炒める
鮭ハラスを焼いている間に大根の葉を切る。先に流水で洗っておいてから切り落として5mm幅間隔で細かくする。キッチンペーパーで水気を切ってからフライパンに移したら白ごま、おろしにんにくを加えて大根の葉に透明感が出るまでサッと炒めていく。
大根の葉は密集しているのでしっかり水で汚れや小虫を落としておこう 
このくらいの細かさに刻んでね 
素材の味を堪能したいので味付けは最低限でOK!(なんならニンニクなくとも…) 
こんなふうに油通しできるくらい鮭ハラスから脂が出てくるんだよね - ごはんと混ぜ込む
あとは炊きあがったご飯の上に脂ごと具材を移したらしゃもじでしっかりと混ぜて丼に盛り付けて完成だ。
ちなみに我が家のご飯は基本的に玄米+押麦で構成されてるよ 
完成!(わかめとネギの味噌汁も作りました♪)
・実食
白米と比較してどうしても茶色気味の玄米ご飯では見栄えが良くなりにくいとは思う。それでも鮭ハラスと大根の葉の淡いオレンジと黄緑が優しい混ぜご飯としての出で立ちを完成させている。ではさっそく食べてみよう。
まずレンゲで掬ってみるとまるでチャーハンのようなパラッと具合だ。これは鮭ハラスの脂の効果もあるが玄米+押麦による元々のパラパラ感がこれを可能にしているのだろう。ご飯を炒めてはいないのにふわっとしつつパラパラした(或いは粒粒した)食感は非常に口当たりが良い。そして鮭ハラスの塩っけがこれまた脂やご飯と相性がいい。おもわずもう一口運びたくなる魔力がある。そして食べたかった大根の葉も細かく刻んで油で炒めたお陰でコリコリッとした歯ごたえが鮭ハラスのふんわりした食感と見事なコントラストを作っている。大根の葉を齧ったときに吸われていた脂のなんと甘いことか…!仕事上がりでお腹が空いていたこともあり、結局このあとおかわりをしてしまった(笑)

・まとめ
味 :★★★★★
手軽さ :★★★★☆
見栄えの良さ:★★★☆☆
今回、大根の葉のために包丁とまな板を使用したが、よりズボラを極めたい人はキッチンバサミを使うといいだろう。フライパンで炒めて炊いたご飯に混ぜるだけの混ぜご飯は炊き込みご飯と違って炊飯器内に匂い移りする心配がないのと焼いた香りや食感ごと楽しめるので個人的には炊き込みご飯より推したい料理だ。強いて注意点を挙げるとすれば鮭ハラスを炒めて脂が出てきたあたりで火が強いと鮭の身が弾けて危ないので弱めの中火をキープし続けて炒めること!
~Fin~