餃子は万人に好かれている食べ物だ。日本の餃子といえば焼き餃子が主流だが、本場中国だとむしろ餃子を焼くという行為は残ったものを食べる時のリメイクで使う方法らしい。因みに餃子の包み方は多岐にわたり、その見た目の華やかさには目を奪われるばかりだ。
しかし、今回は包み方など考えなくてもいい。なんなら餃子の皮すら用意しなくていい。それでいて餃子を名乗るレシピをご紹介させていただきたい。
【材料】1~2人分
- 豚ひき肉 100g
- ぶなしめじ 20g
- 冷凍青ねぎ 10g
- 牛肉だしの素 小さじ1
- おろしショウガチューブ 約2cm
- オイスターソース 大さじ1
- 塩コショウ 少々
- 砂糖 小さじ1
- 調理酒 大さじ1/2
- 大葉 10枚
- 片栗粉 適量
- サラダ油 小さじ2
- 白ごま お好み
【作り方】
- 肉だねを作る
目安は指4本でつまんで持ってこられるくらいの量 オイスターソースは美味しさを一段階上げるのでぜひ入れてもらいたい - 肉だねを包む
実は買ってからしばらく冷蔵庫に放置していた…鮮度が落ちちゃってるのが残念 並べてみると餃子っぽさは満点だ! - 半量ずつ焼く
フライパンにサラダ油を敷いて中火にかけて一旦伸ばす。油を全体に伸ばしたら火を止めてから大葉餃子を並べていく。これは入れ始めと入れ終わりの餃子で焼き時間にムラが出てしまうのを防ぐためだ。フライパンの大きさにもよるが私はだいたい半量ずつに分けて焼くことにした。ひっくり返す時に隣り合った大葉餃子の形を崩してしまいたくなかったからである。中火で焼き始めたら蓋を閉めて2分焼いてひっくり返して、もう2分焼いたら完成だ。最後に白ごま乗せると見栄えが良くなるぞ見栄えのために白ごまをパラパラ~っとね(最近こればっか)
・実食
見ての通り、餃子の皮を一切使っていないので一見すると肉団子の大葉包み焼きだ(笑)ただし、肉だねに使った調味料などはしっかり餃子用なので食べてみると餃子と変わらない。むしろ小麦粉由来の皮を使用して無い分、ダイレクトに肉肉しさが舌を刺激するのだ。それと中に混ぜ込んだ刻みぶなしめじもいい仕事をしている。ただの肉肉しさに留まらず、旨味を一段階上げてくれているのだ。
・まとめ
味 :★★★★★
手軽さ :★★★☆☆
見栄えの良さ:★★★★★
味、見栄えの良さは申し分ない。他人に振る舞ったとしてもいい反応が見られるだろう。ただし、手軽さの面でいうと大葉に片栗粉をつけて肉だねを乗せて挟むという工程を10個分やるのが地味に時間がかかったので星3つとした。ちなみに今回は酢醤油で食べたが、よりこってりさが欲しい人はごま油と塩で頂いてもいいかもしれない。