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【秘蔵レシピ】明太子を使わないで明太子パスタは作れる? 再現度の高さに「喉が騙された」「不思議!」など

引用元:いらすとや

突然だが私は無類の明太子パスタ好きだ。無論たらこパスタも好きだ。ぷちぷちとした食感と磯の香りとあのピリ辛さがたまらない。ただし問題点があるとすれば高い!の一言である。いや、買おうと思えば買えるけどもどうしても同じ値段でもっとたくさんの食材が買えてしまうと思うと手が出せないのである。「でも明太子パスタを食べたい!」というワガママな自分を慰めるために明太子を一切使わずに明太子パスタを再現する方法を考えてみた。

 

【材料】1人分

  • スパゲッティ(乾麺) 100g
  • 塩 小さじ1
  • 卵 1個
  • ケチャップ 小さじ1
  • 和風顆粒だし 大さじ1/2
  • 醤油 小さじ2
  • 一味唐辛子 3振り
  • バター 10g
  • 海苔 適量

 

【作り方】

  1. 麺を茹でる

    麺は太ければ太いほどいいと思っている(1.7mm使用)

    フライパンにたっぷりの水を入れて塩を入れてお湯を沸かす。沸騰したらパスタを入れて規定時間通り茹でる。ちなみに掴んだ乾麺をフライパン中央に立ててからパッと手を離すときれいな放射状に広がるので試してみてほしい。茹で上がったら一旦お皿に移しておく。その時少しだけ茹で汁も入れておくことで、時折まぜて麺がくっつかないようにしておける。
  2. 代用明太子を作る

    さぁ、メインの代用明太子を作る時間だ。まず溶き卵を用意し、そこにケチャップ、和風顆粒だし、醤油、一味唐辛子を加えて混ぜる。ケチャップは明太子の赤い要素、残りは磯らしさやピリ辛さを再現するために入れている。

  3. 炒めてそぼろ状にする

    正直、今回はちょっと火加減強めであまりそぼろ状に出来なかった…

    う~ん、この見た目は失敗か?と不安になりつつも作業を続ける
    そうしたらフライパンを弱火にしてバターを溶かしきってから溶き卵を入れる。そして箸を細かく動かし明太子っぽくなるようにそぼろ状にする。ただし、火は途中からは止めたほうが良かったかもしれない。あと、強めに箸を動かすとフライパンのテフロン加工などが摩耗する原因になるので力加減には気をつけてほしい。そぼろ状になったら麺を入れて混ぜる。

  4. 盛り付けて完成

    盛ってみると案外…「っぽい」?
    混ぜ終えたらお皿に盛ろう。ここが大事だが、絶対に海苔を乗せるのを忘れないようにしてほしい。(後述するが海苔の有り無しが味の再現度に大きな差を生むからだ)刻み海苔のほうがそれっぽいが今回は韓国のりを千切って代用することにしたぞ。

・実食

香りはあまり強くないがそれとなく和風パスタの匂いがする。目隠しして嗅いだら案外納得するかもしれない。しかし食べてみると疑惑は確信に変わった。予想以上に明太子パスタなのだ。そぼろ状の炒り卵と海苔と麺を一緒に頬張った時や飲み込んだ時の食感がそこはかとなく明太子パスタを彷彿とさせるのだ。「いやいや…明太子食ったことない人?」とツッコむ気持ちもわかるがこれは作って食べた人なら賛同してくれるはずだ。

ポイントは卵、海苔、麺を一緒に食べることだ そうしないと脳を騙せない←

・まとめ

味     :★★★★☆

手軽さ   :★★★★★

見栄えの良さ:★★★★☆

さすがに本家の明太子パスタを差し置いて味の面で満点を付けることは憚られるので-1としたが再現度でいえば驚きと感動込みで5つ星を与えたいくらいだ。ちなみに再現しているのは「明太子」ではなく「明太子パスタ」である点をお間違えなきよう。自分のレポ力の未熟さが恨めしい。このパスタは目を騙し、鼻を騙し、舌を騙し、そして喉を騙す…食べていて「なんで!?おもしろ!」となるので材料さえ揃うなら試してみてほしい。そしてこの興奮を共感したいものである。