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ラーメン二郎エアプが見様見真似で家二郎デビューしてみた結果→「この一口のために頑張れる」「これなら作れそう!」など【レシピあり】

ラーメン二郎と言えばヤサイマシマシカラメマシアブラスクナメニンニク、ラーメンではなく二郎という食べ物、ジロリアン、(神田神保町店は)レベルの高い合格点を超える二郎 オールウェイズ出してくれるetc…ちょっと調べただけで二郎に関する名言、業界用語、ネットミームで溢れかえってくる。太麺に山盛りの茹でもやしにホロホロの極厚チャーシューに大量の背脂などいかにも男の人が好むラーメンだろうからそういった文化が形成されるのも分かる気がする。

しかし私はもとより外食すら億劫なほど出不精だし、間違っても並んでまで食事を待つなんてしたくない性分なので二郎デビューをしたことがない。精々、コンビニやスーパーで売っている二郎風のチルドタイプのラーメンを買って食べたことがあるくらいだ。そこで今回は思い切って家で作れる二郎、いわゆる家二郎に挑戦してみるぞ。

今回参考にしたShortのレシピ動画はファビオ飯 /イタリア料理人の世界さんのものだが、そちらで使用していた麺はパスタで二郎といえば太麺と聞いているので私は冷凍うどんを使用することにしたぞ。

www.youtube.com

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【材料】1人分

  • ニンニク 4片
  • 厚切り豚肩ロース 2枚
  • 塩 少々
  • 粗挽き胡椒 少々
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 醤油 大さじ2
  • みりん 大さじ2
  • 砂糖 小さじ2
  • 冷凍うどん 2玉
  • キャベツ 30g
  • もやし 70g
  • おろしニンニクチューブ 好きなだけ

 

【作り方】

  1. ニンニクとチャーシュー用肉の下準備
    まずニンニクの皮を剥いてスライスする。豚肩ロースは脂身の多い部分を切り取って細かく刻んでラード用に使う。赤身の部分は半分ずつにカットしておく。終わったら赤身の方に塩と粗挽き胡椒を振りかけておこう。

    皮を剥く時に包丁の腹で軽く潰すとツルンと剥けるぞ

    ここらへんの脂身の多い部分をラードに使うよ

    できることなら肩ロースの筋切りもしておくと反り返りを防げるぞ

     

  2. 仕上げ用のかけ油を作る
    フライパンにオリーブオイル、刻んだ脂身を入れて弱めの中火で熱する。脂身が焦げだしたらスライスしたニンニクも加えて香り付けしつつ、ニンニクがチップ状になったら火を止めて小さめのお椀にそれらを移しておく。

    ラードも売ってる店はあるけど、私の生活圏では見つからなかった

    これはどうやら最後に加えるらしい(ファビオ飯さん談)

     

  3. 合わせダレとチャーシューを作る
    小さめのお椀に醤油、みりん、砂糖を混ぜ合わせておく。フライパンにカットしておいた豚肩ロースを加えて両面に焦げ目が出るまでしっかりと焼く。

    意外にも誰の家にもある調味料だけでいいらしい 二郎ってそんなのでいける?

    煮込みチャーシューだと時間かかりすぎるから今回は焼きで!

    これくらいの焦げ目が出るまでしっかりと焼くこと
    肉が焼けたら先程の合わせダレを加えてひと煮立ちさせつつ、肉に絡めていこう。

    そういえば昨日の豚の生姜焼きもこんな感じの工程あったな…(笑)

     

  4. うどんを加える
    合わせダレをひと煮立ちさせる間に冷凍うどんをレンチンで解凍しておく。二郎と言えばお腹がはち切れるほどのボリュームと聞いているので今回は思い切って2玉使うことにする。解凍したうどんを加える際に100ml程度の少量の水(分量外)も入れてしっかり合わせダレをうどんにも絡めていく。

    耐熱タッパーの蓋も閉じられないくらいのボリュームだ!

    チャーシューにもまだまだ味を染み込ませるので取り出さずに混ぜていく
    そして最後に先程作ったかけ油を回し入れてよく混ぜたら丼に盛り付けよう。

    ニンニクと脂身で美味さアップ!

    チャーシューもキレイに並べよう

     

  5. 野菜を盛って完成
    最後に二郎名物、もやしの山をつくる。本来は茹でているようだが、時短と茹でによって栄養が溶け出してしまうのを防ぐために耐熱タッパーにざく切りしたキャベツと一緒にもやしを入れて700W2分レンチンする。レンチン後に軽くもやしとキャベツをかき混ぜてからうどんの上にドカッと盛り付ける。最後にお好みでおろしニンニクを添えたら完成だ。

    これでも多分ヤサイスクナメなんだろうなあ

    完成! 粗挽き胡椒なんかも振りかけちゃったりして!

     

・実食

チャーシューは使っている肉や調理工程の差によって別物感はあるものの全体的には75点くらい二郎なんじゃないか?と思える出来映えだった。厚切りチャーシューが4枚も乗っているなんて私が間違いなく店で注文したことないボリュームだ。さっそく天地返しという文化を見様見真似で試しつつ食べてみる。

野菜にもスープを浸らせる意味と麺が伸びるのを防ぐ効果があるらしい

 

\味、濃ッ!めっちゃウマ!!/

驚きである。ガツンとくる醤油ベースながらかけ油の香りとオイリーさがその濃さを包みこんでいて美味い。麺(うどん)にもガッツリと色づいていて単体でも十分に美味いので大ボリュームにも関わらずスババッと啜ってしまう魔性さがあった。チャーシューはやはり煮込んでいない分歯ごたえが強いところは仕方ない部分であったが、家二郎として楽しむには十分満足できた。だってそもそも量が多いんだもの←

そして山盛りのもやしとキャベツ。これの存在意義が今ハッキリ分かった。口直しにこれ以上ないほど合うのだ。それとこんな高カロリーなものを食べている罪悪感を払拭させる効果もある。「これだけ野菜も摂ってるし今日くらい…」と思ってしまった時に、二郎通いの友人たちと同じ思考に至っていることに気付かされたぞ(笑)

アカン、これずっと食べてまう・・・うどん2玉もあるのに・・・

・まとめ

味     :★★★★★

手軽さ   :★★☆☆☆

見栄えの良さ:★★★★★

家二郎は出来る。出来ることには出来るが、煮込みの時間を極端に減らしたこのタイプでさえ私にとっては星2つ止まりのめんどくささを感じたのでやはり店で毎日仕込んで提供しているラーメン二郎の店員さんたちは凄いなと思った。(小並感)二郎ラーメンエアプの私が作れた家二郎でこれだけ美味くてまた食べたいと執筆してる今も思っている中毒性なので地方で二郎って食べたことないけど興味ある人、ジロリアンだけど店が遠いんだよなあという人はぜひ一度作ってみてはいかがだろうか?