いきなりどデカいブロックハムをお見せして失礼。これは私が長年業務スーパーでヘビロテしている味の王様 山長ハム サラミブロックハムである。2kgで税込969円、なんと約48円/100gという破格のコスパなのだ。買い出しを常習的にする人ならこのグラム単価の肉がどれほどイカれているかよくお分かりだろう。
・現代のバグが生んだ食品を使ってみる
破格も破格、もはや正式に 価 格 破 壊 といっても差し支えない商品である。もちろんここまで低価格だと味の心配をするものも多いと思うが安心されたし。こちらのハムはちゃんと豚も使っている。(鶏だけだとかなり淡泊な味になってしまうのはウインナーで証明済み)
今回はこれと同じく業務スーパーで売っている商品だけで本格チャーハンを作っていくぞ!因みに私なりのチャーハンのこだわりも伝えたいので最後までぜひ読んでほしい。
【材料】1人分
《チャーハン》
- ご飯 茶碗1杯
- サラミブロックハム 1cm幅1枚
- 卵 1個
- マヨネーズ 少々
- サラダ油 大さじ1
- 牛肉だしの素 大さじ1
- 冷凍青ネギ 適量
- おろし香にんにくチューブ 約3cm
《中華スープ》
- 乾燥わかめ ひとつかみ
- 牛肉だしの素 大さじ1/2
- 白いりごま ひとつかみ
- ごま油 小さじ1
【作り方】
- サラミブロックハムを切る
まず、サラミブロックハムをだいたい1cm幅で1枚切り落とそう。ちなみに私は買ったばかりのハムを一旦解凍してからジップロック3袋分に小分けして使わない2つは再冷凍してあるぞ。
そうしたらあとは賽の目(サイコロ状)に切っておこう。 - ネギと卵の準備をする
チャーハンは時間との勝負なので、食材はすぐにフライパンに投入できる状態まで済ませておく。今回使う冷凍ネギももちろん業務スーパーで購入したものだ。こちらも大容量にも関わらずお手頃価格で色んな料理にさっと入れて彩りを与えてくれる救世主である。また、卵は少量のマヨネーズを入れて溶いておくことをおすすめする。こうすることで多少長時間チャーハンを炒めても卵がふわふわのまま仕上がるのだ(当社比)
- ハムとネギを炒める
フライパンにサラダ油を敷いて切っておいたハムを満遍なく炒めて焼き色を付けていこう。ハムに動物性脂が練り込まれているがチャーハンは脂の料理なのでサラダ油を減らすことはオススメしない(強硬派)
焼き色がついたら冷凍ネギを加え解凍しつつ次の工程だ。 - ご飯と調味料を加える
多くの中華料理屋では大体の場合ご飯より先に卵を加える。しかし、卵を先に加えてしまうと卵が全部の油を吸ってしまい、ご飯をぱらつかせるのが困難になってしまう。そのため私は卵を最後にいれるべきだと思っている。なので次にフライパンに加えるのはご飯と調味料の牛肉だしの素とおろしにんにくチューブだ。 - 卵を加えて一気に混ぜる
ご飯が油をまとってパラパラとしてきたところで最後に溶き卵を投入だ!これなら料理初心者でも卵に火が通り過ぎてボソボソになってしまった…なんて失敗も防げる。それに先述していたマヨネーズも卵がボソボソになってしまうのを防ぐ一役を買ってくれているのだ。 - 盛り付けたら中華スープ作り
チャーハンを無事に盛り付けたら中華スープを作ろう。ケトルでお湯を沸かしている間に準備すると無駄がないぞ。作り方はいたって簡単。材料をお椀に入れておくだけ。あとは沸いたお湯を流し込めばいただきますの時間だー!
・実食
写真を診てもらうとわかると思うが、サラミブロックハムがまるでゴロゴロチャーシューかのような存在感を放っている。食べてみるとカリッとしつつもジュワっと旨味が広がってくる。また、ご飯を先に炒めて卵は最後に入れたのでパラパラかつ卵はふわふわという我ながら完璧なチャーハンを作ることができた。因みによく最後に焦がし醤油を加えて作る手法もあるが、今回使っている牛肉中華だしの素が結構味が強いのでなくて構わないぞ。
・まとめ
味 :★★★★★
手軽さ :★★★★☆
見栄えの良さ:★★★★☆
この味の王様 山長ハム サラミブロックハムはマジでポテンシャルが高い食品だと感じている。私は普段からパスタやホットサンドなどにも使っているのでそちらのレシピも紹介していきたいと思う。