シチューといえば日本人は誰しも上の写真のようなクリームシチューを想像するが、本来はとにかくいろんな具材を鍋で長時間煮込んだものをシチューと呼んでいるそうだ。そして日本ではシチューをパンで食べるかライスで食べるかの論争が目下、冷戦のように続いている現状である。
・それはさておき
まあ今回はそんなことはどこ吹く風で一人暮らしの私がどのようにシチューを楽しんでいるかを紹介したいと思い、筆を執った次第である。もちろん一人暮らしを始めたばかりの頃はカレーもシチューも一度大鍋で作ってから、小分けにして冷蔵や冷凍して3日間は同じものを食べていた。だが、最近はレンジ対応のタッパーを使うことで気軽にその時の一食分だけを作って楽しんでいる。では早速レシピをまとめていくぞ。
【材料】1人分
- シチュールー 2欠け
- 水 具材がやや浸る程度
- 調整豆乳(牛乳でも可) 約80ml
- バター 約10g
- ジャガイモ 1個
- 玉ねぎ 1/4玉
- 冷凍ほうれん草 20g
- ぶなしめじ 20g
- サラミブロックハム 約1cm幅 1枚
最後のサラミブロックハムは業務スーパーで売っているものを使っているが、お好みで鶏肉やウインナーなんかでも問題ない。因みに過去記事でこのサラミブロックハムにを使ったレシピも紹介しているので合わせて読んでみてほしい。
【作り方】
- 材料を切っていく
まずは今回使う材料をお見せしよう。シチューは先述した通り色々な食材を煮込んで作ったものの総称なので、あくまでも自分が食べたい食材を追加したり嫌いなものは抜いて構わないぞ。ただ個人的にルーがシャバシャバしているのは好ましくないので、自分で作るときはジャガイモは必須にしている。
- タッパーに入れる
具材を切り終えたらどんどんタッパーに入れていく。何も考えずに入れるだけでいいのが本当に楽ちんである。因みに使うシチュールーの値段帯にもよるが低価格帯ならば1回で2欠け使うことをオススメする。 - レンチンする
そうしたらレンチンしよう。もしタッパーの蓋に蒸気用の穴がついていない場合は蓋は乗せるだけにしておくように。レンチンの目安はジャガイモが柔らかくなっているかどうかだ。私の使っている700Wのレンジではだいたい8~9分ほど加熱している。
ジャガイモがスプーンなどで簡単に崩せるほどになったらルーを溶かすように全体に混ぜていく。その後、豆乳とバターを入れよう。 そうしたらもう一度レンチンしよう。今度はあまり加熱しすぎると豆乳(または牛乳)が泡立ち始めてレンジ内が大惨事になるので1分半ほどで十分である。加熱後は取り出し、再度全体を混ぜたら完成だ。
・実食
早速、出来上がったシチューを食べてみる。本来クリームシチューというと牛乳だが、昨今の値上がりで牛乳は高いしそれに地味にカロリーが高いので豆乳を使っている。しかし遜色ない味わいだった。ジャガイモに熱が通るようにレンチンしているので、他の具材はもちろん味が染みて鍋で煮込むのと大差ない仕上がりだ。バターのおかげで石も出ていてドンドン食欲を刺激する。
ちなみに私は専らライス派なので別で炊いていたご飯を乗せて食べていたぞ。(戦争勃発にならないよう、写真は撮っていないが)
・まとめ
味 :★★★★☆
手軽さ :★★★★★
見栄えの良さ:★★☆☆☆
・まとめ
タッパーのままいただく都合上、見栄えの良さは星2つにしたが洗い物を増やしても構わないなら別皿に盛り付けるだけなので簡単だ。また、カレールーに変えるだけでカレーに応用できるのがこのレシピのいいところだ。これで一人暮らしでもその時だけシチューを楽しむことができるのでぜひ。ではまた。