Patte de lapin 幸運のうさぎの脚

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【レシピあり】大企業のキューピーよ、正気か!? バターの変わりにマヨネーズでクッキーが作れるらしいぞえ!!

提供元:kewpie (キューピー)

・青天の霹靂
本日、ネットサーフィンをしていた私の目に信じがたいレシピが飛び込んできた。それはキューピーが発表していたとあるお菓子のレシピなのだが、端的にまとめるとバターの代わりにマヨネーズを使ったプレーンクッキー、ココアクッキーが作れるということだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そ、そんなわけねぇじゃん…(・´ω・`)

 

紛れもなくそれが私のファースト・インプレッションだった。

 

・経験主義

「賢者は歴史に学び、愚者は経験によって学ぶ」なんて言葉がある。バカな私は数瞬後には「…でも面白いかも」という気持ちに切り替わっていた。単純バカなのである。同じように興味を持った人のために公式HPのレシピをリンクで貼っておく。

www.kewpie.co.jp

 

【材料】4人分

  • 薄力粉 220g
  • 卵 1個(51g)
  • 砂糖 55g
  • ココア 5g
  • キューピーマヨネーズ 60g

(キューピーの公式HPより引用)

 

【作り方】

  1. ボウルにマヨネーズと砂糖を入れて泡立て器で混ぜ合わせ、さらに卵を加えて混ぜる。
    材料は一度に入れないようにしよう。お菓子作りの鉄則は「忠実に手順と分量を守れ!」だ。私は料理が得意である程度目分量で美味しくできるのだが、同じ感覚でお菓子作りに挑戦した結果、大失敗した経験が何度かあるから断言できる。マジで我流とか代用とかするな。

    砂糖とマヨネーズ、匂いが来るわけではないが恐ろしい光景に見える…

    泡だて器で混ぜていくと確かに伸びてきたマヨネーズは練って中盤くらいのバターっぽさがあった。そして卵も投入。

    卵を入れて混ぜていくと段々とマヨネーズが増えたように見えてきた…改めて本当にコレがクッキーになっていくのだろうかと一抹の不安がよぎった。
  2. ふるった薄力粉を加え、さっくり混ぜる。
    ここでふるいを使って薄力粉を指定された量入れていく。入れていくのだが・・・






    デカ過ぎんだろ・・・


    水分がないので本当に混ざりきるのかと思うが信じて混ぜ続けよう。
  3. ココアを加え、さらにさっくり混ぜる。
    ある程度混ぜた時点でココアパウダーを入れよう。公式HPだと生地を半分にして片方はプレーン用に取っといているが、どうやら聞くところによるとプレーンは若干マヨネーズの匂いが感じられてしまうようだ(苦笑)だから私は全部ココアクッキーにするぞ。

    写真くらいまでまとまってきたらヘラではもう混ぜられないので、素手で捏ねつつ棒状に伸ばしていこう。
  4. ラップに包んで冷蔵庫に入れ、約30分寝かす。
    棒状に伸ばしたらラップで包もう。ただ、もしヒビ割れが酷くて中々まとまらないようなら手のひらを濡らして生地を撫でるように捏ね直してヒビ割れを防いでいこう。あくまでもごく少量で調整していかないと大失敗してしまうぞ。

    こうしてみると細いさつまいもをに見えてきた。焼き芋も作りたいなあ…

    ちなみに寝かした生地を取り出す5分前にオーブンを170℃に予熱しておくこと。

  5. 生地を5mm幅で切ってクッキングシートにを敷いた天板に並べて焼く。
    公式HPでは麺棒で生地を伸ばして型抜きを使っているが、自分で食べる身としてはそのまま切ってしまえの精神だ。

    形はどうあれ、生地の色合い自体は成功してるようだ

    そうしたら予熱で温めたオーブンでまずは10分焼こう。よくレシピで焼き時間が◯分~◯分と表記があるが、これは家庭のオーブンの性能差があるためだ。なのでまずはその最低時間で一旦様子見しよう。いきなり最高時間で焼いて黒焦げにしてしまったなんて話は私だけで十分だ…

    焼き上がるとやや色が薄まったようだ

     

・実食

まず率直な感想として本当にクッキーになったことに驚いた。近くで嗅いでも特にマヨネーズの匂いはしない。(ココアパウダーは安物だったせいか、そっちも香りがしなかったが…)せっかくなので出来立てを数枚食べてみた。焼き立てはクッキーにありがちなホロホロ食感だった。一番の懸念だったマヨネーズ臭も言われなきゃ気にならない程度というのが正直なところだった。ちなみに冷ましていくにつれてパキッとした食感になるので好きな食感で食べよう。

 

・まとめ

味     :★★★☆☆

手軽さ   :★★☆☆☆

見栄えの良さ:★★★☆☆

 

やはりバターではなくマヨネーズでもクッキーが作れてしまうという衝撃が一番の収穫で味は二の次だというのが総評だ。不味いわけではないのでこれを見た人も話のタネとして一度は作ってみるべきだと思うぞ!