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＼ チーズナンが食"べ"た"い"！！ ／
と、チーズナンを食べたことのある人類は誰しもその禁断症状に悩むことになる。私ももれなくその悩める子羊の一匹であった。あの悪魔的な美味しさがまさかインドカレー屋でしか味わえないなんてなんという悲劇…。そう考えた私はありもので作ってみることにしたが、これが思った以上の成果を生んだのでぜひシェアしたいと思う。
【材料】2枚分 （※正直アバウトなので写真を見て量を推測してほしい）
- ホットケーキミックス 100g
- 中力粉（薄力粉でも多分OK） 80g
- 水 約120ml
- ピザ用チーズ 好きなだけ
- はちみつ 好きなだけ
使うものはたったこれだけである。先に調理時間も伝えておくと15分ほどで盛り付けまで終わるのも「食"べ"た"い"！」という衝動的欲求を鎮めることを可能にしている。それでは早速作っていこう！
【作り方】
- 材料をボウルにいれる
まずはボウルに生地となるホットケーキミックスと中力粉（or薄力粉）を入れる。ホットケーキミックスだけで作らないのはホットケーキミックスだけだとふっくらしすぎてナンの食感から遠のいてしまうと考えたからだ。
左の山がホットケーキミックス、右が中力粉（分量の参考までに） そこに水を入れていく。ココで注意したいのがレシピ分の水を一度に入れないこと！生地がゆるくなりすぎてしまわないように、混ぜつつ量を調整してほしい。
ホイッパーを持ち上げたときに、すぐに生地が落ちてホイッパーに固形物がくっつかない状態を生地の目安にしてほしい。
このくらいになればOK！ - フライパンに油を敷く
生地ができたらフライパンに油を敷いて弱火で温めよう。そして油を全体に伸ばしたら余分な油はキッチンペーパーで拭き取ってしまおう。あくまでも焦げ付きを防ぐ意味合いで使うだけなのでごくごく少量で問題ない。
バターやマーガリンを使ったほうが美味しく仕上がる…のか？ - 生地を入れて焼く
油を敷いたフライパンにお玉一杯の生地を流し込んだらここからはややスピード勝負になるので注意してもらいたい。流し込んだあとに生地を伸ばすときはお玉の背で広げると洗い物を増やさずに済むぞ！
真ん中にツツーっと流し入れて… 
背で優しくなでて生地を広げてあげよう - チーズを入れて半分に折る
生地にフツフツと穴が空き始めたら円の片側にチーズをふんだんに乗せよう。ここのチーズの量でチーズナンを食べたときの幸福度に如実な違いが出るのだ！
筆者はチーズを冷凍しているがあとできちんと伸びるチーズになるので無問題！ そしてヘラを使ってパタンと二つ折りにしよう。
きれいな焼き目に思わず自画自賛（ホットケーキミックス最高！） - 蒸し焼きにする
ここでちょっと意外と思われるかもしれないが、ごく少量の水を加えてフライパンに蓋をして蒸し焼きにする！こうすることでチーズが溶け出すのを早め、焼き面が真っ黒に焦げてしまうことを防ぎながらチーズナンの柔らかい生地を再現できるのだ。
パッと見、ジャンボ餃子に見えてきたぞ - 工程の2～5を繰り返してもう1枚作る
あとはこれを生地がなくなるまで作ればOK。それっぽく盛り付けたらハチミツをかけて完成だ！テンション上がるぜ！
チーズとハチミツ…不思議な組み合わせなのに最強なんだよなあ
・実食
ホットケーキミックスとハチミツを使っているからか、やはりどことなくスイーツ料理のような佇まいだ。（というかこれだけ書くと普通のホットケーキだ）
早速切って中から溢れるチーズを鑑賞する、これがチーズ料理の作法とすら思っている。
ゆっくりと滴り落ちるチーズに思わずニンマリしてしまう。
食べてみるとハチミツの甘味とチーズの塩味がホットケーキミックスを使った優しい生地をクッションにして、口の中で手を取り合ってるのがよく分かる。シンプルに美味しい。口に入るものすべてが柔らかいのでまるで飲むかのようにドンドン食べられてしまうのが若干恐ろしくもあった(笑)
・まとめ
味 ：★★★★☆
手軽さ ：★★★★☆
見栄えの良さ：★★★☆☆
チーズナンそのものを再現したかと言われると大きく首を縦に振ることはないが、お手軽さと食感と美味しさでは十二分におすすめしたいレシピになったと思う。より薄い生地にチーズをたっぷり入れて作りたいという人はホットケーキミックスを一切使わず中力粉（or薄力粉）だけで作ってみてはいかがだろうか？
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