・世界の軽食
皆さんはブリトーやガレットを食べたことはあるだろうか?どちらも薄い生地に具を乗せて食べる外国のメジャーな軽食の一つである。私は昔はコンビニでよくブリトーを買っていたが、恥ずかしながらガレットはテレビやSNSで見かけるだけで外で食べたことはなかった。しかし、見た感じだとそこまで再現するのが難しい料理ではないようだったので、家にある食材で作ってみることにした。するとあまりに簡単で美味しかったので一週間の献立のレギュラー入りするほどハマってしまったぞ!
【材料】ブリトー3枚、ガレット1枚分
- 小麦粉(薄力粉・中力粉どちらでも) 100g
- 豆乳 100ml
- 塩 小さじ1/2
- サラダ油 分量外
- サラミブロックハム(普通のハムでも可) 3枚
- 卵 1個
- ピザ用チーズ 好きなだけ
- ケチャップ お好み
- 水 大さじ1
【作り方】
- 生地を作る
まず、ボウルに小麦粉と同量の豆乳、そして塩を加えてホイッパーで混ぜていく。生地はシャバシャバまでいくと中々生地が固まらないだけでなく、穴だらけで巻くことができないので粘度は写真を参考にしてほしい。ただ、お菓子作りではないのでこの分量でも生地が硬い場合は少しずつ豆乳を加えて調整すること。 これでブリトーとガレットの生地の用意は終わりだ。あまりにもあっけないと思うが本当にこれでいいんだから楽ちんである。 - ハムを先に焼く
次にフライパンに少量のサラダ油を敷いてハムを両面焼いていこう。
ちなみにこのサラミブロックハムは私の過去の料理記事でも準レギュラー級に登場しているヘビロテ必至の超ハイコスパで業務スーパーに売っているので見かけたらぜひ買ってみてほしい。 - 生地を焼く
焼いたハムを取り出したらそこにお玉1杯分の生地を取り、フライパン中央に流し込む。そしてお玉の底で優しく触れるくらいの力で生地を全体に伸ばす。ここで伸ばしておかないと巻けないので注意。 - 生地をひっくり返して具を乗せる
生地の外側がパリッとしてきたらひっくり返せる合図だ。(テフロン加工のフライパンなら軽く揺らして生地が滑ればそれが合図だ。)ヘラを使ってひっくり返そう。そのあと中央手前にハムとチーズを乗せる。中央に乗せてしまうと巻くのではなく四隅で畳むことしかできなくなってしまうからだ。 - 生地をたたんで具を包む
具やケチャップを乗せ終えたら生地を折って巻いてブリトーにしていこう。写真も載せるが手順としてはまず両端をハムの始まりを折り目にして折る。その後手前から奥に2回ほど折るようにして巻く。巻く事にヘラで5秒以上押しておくときれいな形になるぞ。 - ガレットを作る
ブリトーを3~5の手順を繰り返して作り終えたらガレットを作ろう。こちらも手順3は同じだが、生地を裏返したあとは生地の中央に卵を落としてチーズを乗せて四隅を折っていく。
・実食
まずブリトーを食べてみる。厚切りサラミハムの塩っけとジューシーさ、伸びるチーズ、ケチャップとの調和が完璧だ。コンビニで売っているブリトーに勝るとも劣らない出来栄えだ。見栄え的にチーズをもっと入れて伸びている様子を撮りたいところだったが、これが3個+ガレットをお腹に入れると考えるとチーズ増量はカロリーが恐ろしい…(笑)
次にガレットをいただく。ガレットは本来フランス語で「円く焼いたもの」という意味らしいが日本ではそば粉を使ったものをガレットと呼ぶ傾向があるとのこと。だが、自分で食べる分には知ったこっちゃないのである。要は目玉焼きチーズを小麦粉の生地でいただく形になっているのだがこれが中々美味い。蒸し焼きにしている分、ブリトーよりも生地がふっくらしているようにも感じるし、黄身は半生なのでトロッと出てきたのを生地と一緒に食べるとまた格別である。
・まとめ
味 :★★★★☆
手軽さ :★★★★★
見栄えの良さ:★★★★☆
手軽さと味は十二分のポテンシャルだった自作ブリトーとガレット。どちらも改善点があるとすれば、ブリトーの場合はハムは薄切りであればあるほど巻きやすいということ、ガレットは先に四隅を折ってから卵を落としたほうが安全だということくらいだろうか。皆さんが作るときはぜひこれを教訓にしてほしい。ただし、一度作れば献立レギュラー必至であることは注意されたし。