以前、当ブログで業務スーパーで販売中のハリッサというピリ辛ペーストを紹介し、実際にそれをつかったレシピも公開した。
その赤々としたソースの見た目に戦々恐々となると思うが正直辛味よりも旨味のほうが勝っている不思議なペーストなのだ。正直ご飯に乗せて食べても美味しいくらいなので何にでも合う万能さなのだが、今回はこれの決定版を見つけてしまった。それが焼きそばである。市販のチルド焼きそばやカット野菜パックを使うだけでいいので特別な技術は必要ない。さっそく作ってみよう。
【材料】1人分
- サラダ油 大さじ2
- 豚こま肉 90g
- カット野菜パック 80g
- チルド焼きそば(中太麺) 1玉
- ハリッサ 大さじ1
- 糸唐辛子 お好み
【材料】
- 豚肉→野菜の順で炒める
まずフライパンにサラダ油を引いて豚こま肉を置いてから弱めの中火にかける。箸で豚こま肉をほぐしてある程度切りつつ、両面の色が変わるまで炒める。その後、カット野菜を入れたら中火にして全体に油を絡めるように炒める。火にかける過程で箸でも肉をある程度千切るように切れるので包丁・まな板要らず カット野菜を使うことでこれまた包丁・まな板要らずなのも楽チン♪ - 焼きそば麺とハリッサを入れて炒める
カット野菜のキャベツなど硬めの食感のものが柔らかくなってきたタイミングでチルド焼きそば麺を入れる。今回は油が多めなので水を加えずとも麺をほぐすことが出来る。その後ハリッサを加えてフライパンを振るって全体に味を絡ませる。焼きそば麺はできれば太麺が好ましい ワシワシとした食感が最高だからね このハリッサは300円くらいで買えてしまう(実はもう3瓶目なんだよね(笑)) 改めてハリッサの赤さに思わず笑ってしまう 赤すぎんだろ・・・ - 盛り付けて完成
最後にお皿に盛り付けて中央に糸唐辛子を乗せたら完成だ。完成!
・実食
あれだけ真っ赤なペーストを使ったにも関わらずあくまでもオレンジがかった程度で済むのが不思議でしょうがない(笑)さっそく食べてみよう。
野菜にまとわせるための油、豚こま肉の脂、そしてハリッサに使われる油と正直オイリーさは回避できない。しかし油こそ色の幸せの一角。麺を頬張るとズルズルっと滑るように喉へ向かってくる。ハリッサだけの味付けなので優しいパプリカと唐辛子っぽさの香りと旨味でコーティングされているが物足りなさはまったくない。中火で一気に火を通したので野菜のシャキッと感も保たれているし、豚こま肉も外はカリッとしつつ中はジューシーなままである。そして中太麺の中で時折焦げだしてカリカリになった部分に当たると食感のアクセントもあって最高だった。今回はビールと一緒に堪能したがまさにこのオイリーさとアジアンテイストな仕上がりが抜群の相性を生んでいたぞ。
・まとめ
味 :★★★★★
手軽さ :★★★★★
見栄えの良さ:★★★★☆
これは明らかに焼きそば界の革命児だ。日本風の中太麺と野菜という材料ながらハリッサという調味料を使うだけで一気にアジア屋台にありそうな独特な香りと旨味に大変身するのは一見、いや一食の価値ありだぞ。
~Fin~