業スーヘビーユーザーの簡単レシピ集

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生ハムの塩っけが上品でやみつき! 練り込みコーンの生ハムブリトーに「すぐ作る!」「ずっと食べていたい」など【レシピあり】

生ハムは豚のもも肉を塩漬けにして加熱せずに長期熟成させた加工肉だ。この製法により水分が抜けて保存性が高まり、旨味成分が凝縮された独特の風味を持つようになる。”生”と聞くと生肉に近いものと想像する人が多いが、生ハムも様々な調味料とともに塩漬けしてから乾燥・熟成を経ているわけで、食感こそ生肉に近いかもしれないが加熱という過程がないだけでかなりハムと近しい製造方法であることは覚えておくといいだろう。

業務スーパーには生ハムも売っている 2パック小分けの使いやすいスタイル

今回はそんな生ハムを使った簡単なおつまみを作っていこうと思う。その名も練り込みコーンの生ハムブリトーだ。ではさっそく作ってみよう。

 

 

【材料】3枚分

  • 冷凍コーン 100g
  • 塩 少々
  • 砂糖 小さじ1
  • 薄力粉 60g
  • 水 130ml
  • サラダ油 小さじ1
  • ピザ用チーズ 適量
  • 生ハム 6枚
  • 粗挽き胡椒 少々
  • バジル お好み

 

【作り方】

  1. 生地作り
    まず耐熱ボウルを用意する。そこに冷凍コーンを入れてラップはせずに600W1分レンチンする。その後、塩、砂糖、薄力粉、水、サラダ油を入れてホイッパーでよく混ぜておく。

    ちなみにこの冷凍コーンは業務スーパーで売っているぞ(168円(税抜き) 500g)

    薄力粉をふるいにかける必要なし! あくまでも手軽に成功させたいからね

    あまりに生地がとろみがなく水っぽい場合は薄力粉大さじ1ずつ加えて調整しよう

     

  2. 生地を焼く
    次にフライパンを用意してサラダ油を小さじ1程度(分量外)を入れてキッチンペーパーで全体に伸ばして中火で熱する。30秒ほど待ってからお玉1杯(生地の1/3)を入れて広く伸ばす。そのまま2分ほど放置してしっかりと焼く。

    きれいな円にならなくても今回は大丈夫!

     

    生地のフチが茶色になってきたらひっくり返しの合図。ひっくり返したらピザ用チーズを散らす。もう片面も焼きつつチーズを蒸し焼きで溶かすためにフライパンの蓋をして1分放置する。

    ここでチーズをたくさん入れてもいいけど今回の主役は生ハムだから抑えめに

    蓋をすることで熱をこもらせて上面のチーズを溶かす作戦

     

  3. 生ハムを挟んで折りたたむ
    チーズが溶けたのを確認したら火を止める。片側に生ハムを2枚並べるように乗せたら粗挽き胡椒を掛けて2つに折りたたんでお皿に移す。同様にあと2枚作ったら最後にお好みでバジルを掛けて完成だ。

    溶けたチーズの上にピンクの生ハムが映えるね~

    完成!

 

・実食

外側に粒粒のコーンが散りばめていてちょっと見慣れない見た目。香りらしい香りはしないがきっと美味いはず。ではさっそく食べてみよう。

まず生地はモチモチとしていて非常に柔らかい。噛みちぎると中のチーズがこれでもか伸びる。そして生地の柔らかさが生ハムの柔らかさとリンクしており噛む度に徐々に上品な塩っけを感じることが出来る。普通の加工されたハムを使ったブリトーと比べると肉らしさが数段上。というよりも加工されたハムのブリトーがジャンキーな感じで、生ハムにすると一気にお酒のおつまみ感が出てくるのだ。そう、まるでワインと一緒に食べたくなるような…。さらにコーンを齧ったときにはプシッと甘みのあるコーンの汁が飛び出てきて非常に調和の取れた美味しさにまとまるのだ。

ビョーンと伸びた姿を見ると作ってよかったなって思うよ、ホント

・まとめ

味     :★★★★☆

手軽さ   :★★★★★

見栄えの良さ:★★★★☆

思いつきで作ったにしては結構上手に生ハムを活かせたと思う。しかし一方で一つ反省点もあってそれは外側にコーンをまぶしたことだ。生地に思ったほどくっついておらず食べる度にちょっとの衝撃でポロポロとコーンが落ちてしまうのだ。見た目を優先しすぎた弊害と言えるだろう。普通に内側に折り込むほうが食べやすいので真似する人は私と同じ轍を踏まないようにしてくれ…!

~Fin~