魚肉ソーセージを扱うにあたってなんの気無しに歴史について調べてみたら驚くことがあった。以下はマルハニチロのHPからの引用である。
"魚肉ソーセージは日本で発明された食品です。その発祥は諸説ありますが、大正時代から日本各地の水産試験場で試作され、昭和10年(1935年)当時の農林水産省水産講習所の教授がマグロを使ってツナハムを試作販売したのが最初といわれています。"
なんと日本発祥だったのだ。確かに海に囲まれた島国で畜産よりも漁業が盛んだった頃を踏まえると発明に至る理由も納得ではある。今回はそんな歴史ある魚肉ソーセージをつかった超簡単なおやつ或いはおつまみの作り方を共有させてもらいたい。
【材料】1人分
- 魚肉ソーセージ 1本
- マヨネーズ お好み
- 一味唐辛子 お好み
【作り方】
- 魚肉ソーセージをピーラーで薄く梳く
まず魚肉ソーセージの包装を剥がして、ピーラーで薄くしていく。1回梳くごとに少し転がして置くことで偏りなく梳いていくことができる。 - レンチンする
次にお皿の上にクッキングシートを敷いてその上に梳いたペラペラの魚肉ソーセージを並べていく。なるべく重ならないように並べること。そして700W3分レンチンして水分を完全に飛ばそう。ただし、途中でレンジ内を確認して焦げだしてたら途中でもレンチンをやめること!
・実食
見た目はチョイスした皿も相まってTHE☆おつまみだ。焼きエイヒレとかそっち系の乾き物って感じだ。食べてみるとまさにチップスのようなパリッと感だ。それでいて魚肉ソーセージを製造する過程で練り込まれていた塩分がほどよく主張してくるので単体でもべらぼうに美味い。魚肉なので一味マヨも当然のように合う。長めに梳いていたから一本一本を噛み締めながら食べる楽しみもある。思わず昼過ぎにも関わらずお酒を取り出して飲み始めてしまったほどだ。
・まとめ
味 :★★★★★
手軽さ :★★★★★
見栄えの良さ:★★★★☆
今回のレシピはかなり自信を持っておすすめできるぞ。なにせ調理工程が非常に少ない上に火も使わないから子どもと一緒に作ることも出来る。それでいて子どもから酒飲みまで幅広い層に受け入れられる美味しさだ。魚肉ソーセージは大抵4本程度でセット売りされているが初めから4本使い切るレシピを想定している人は少ないだろう。そういう余りがちな魚肉ソーセージを気軽に美味しく消費できるので是非真似してみてほしい。マジで無限に食べられるのでなんならこれのために4本消費しちゃうかも?(笑)