餃子は作っていて楽しい料理のひとつだ。中に入れる餡の肉と野菜の割合を変えたり包み方を変えたり焼き餃子にしたり水餃子にしたり…と工夫の幅に際限がない。私も当ブログでは餃子や餃子の皮を使ったレシピをいくつか投稿させてもらったがそれは私が知る餃子料理のほんの一部にしか過ぎないほどだ。
今回はほんとうならハロウィンの日に投稿したかったレシピの紹介になる。他に作りたいレシピがあったり消費期限が迫っている材料を優先していた結果、今日まで作る機会に恵まれなかった(笑)まあ時期外れもいいとこだが美味しいし見た目も可愛いので紹介させてもらおう。
ちなみにこのレシピはDELISH KITCHENがYoutubeのShort動画で紹介しているものをベースにしているので、私の作り方に説明不足な点があればぜひこちらも見てみてほしい。
【材料】10個分
- 豚ひき肉 150g
- 調理酒 大さじ1
- 塩 小さじ1/4
- 砂糖 小さじ1
- オイスターソース 大さじ1
- おろしニンニクチューブ 小さじ1/2
- 片栗粉 大さじ1
- カットキャベツ(千切り) 120g
- ごま油 大さじ1
- 黒ごま 20粒
【作り方】
- 肉だねを作る
ジップロックに入れた豚ひき肉に調理酒、塩、砂糖、オイスターソース、おろしニンニク、片栗粉を加えて封をしてからよく揉み込む。肉とかって大体ジップロックに小分けして保存してるからそのまま使えるのがGood もみ終わりの目安はひき肉のつぶつぶ?感がなくなった辺り 価格高騰してるから寧ろカットキャベツのほうがコスパいい説…ない? 揉んだひき肉の中に入れて・・・ キャベツがひき肉全体に行き渡るようにしっかり揉み込もう - フライパンに絞り出して皮を被せる
肉だねができたらジップロックの底の端っこを切り落とし、フライパンには油を引かず10等分になるように絞り出す。絞り出し終えたら上から餃子の皮を被せる。この時に下の写真のように2枚のヒダが手前に折れ込むようにする。ジップロック越しに絞り出すから手も汚れない 本当に楽ちん! 絞り終わりが途切れにくい場合は箸でつまむといい 前にヒダを作るとおばけが両腕を前に伸ばした感じになるでしょ? - 蒸し焼きにして完成
ヒダを作り終えたらそのまま中火に掛けて2分ほど肉だねを焼く。その後100ml程度の水(分量外)を回しかけてフライパンの蓋をして水気がなくなるまで弱火で蒸し焼きにする。豚ひき肉の脂で割とキレイに焼ける 水が少ないと蒸し焼きが上手くいかないので最低でも写真の量くらいは入れよう 皮のフチがカリカリになったら焼き終わりの合図! 完成!
・実食
黒ごまを添えただけだが山なりなフォルム、両手を前に出したようなヒダ、目つきのバラつきも相まってかなり可愛い見た目に仕上がった。ちなみに今回は醤油、酢、ラー油を1:1:1の割合で混ぜた超オーソドックスなタレにしたぞ。さっそく食べてみよう。
ヒダのフチ側はパリパリしているが中央にかけて柔らかさを増している。肉だねはどストレートな餃子そのものの味といえば伝わるだろうか?ジューシーでありながら中に混ざるキャベツのほのかな甘味が脳にダイレクトに幸せを届けてくれる。ちなみにタレにくぐらせると白いベールが赤茶に染まるのでおばけというよりもメンダコのようにも見えてなお可愛かったぞ。
・まとめ
味 :★★★★☆
手軽さ :★★★★★
見栄えの良さ:★★★★★
今回の餃子、味こそザ・王道だが作りやすさ、その可愛さは私のレシピブログの中でも随一だろう。手軽な料理は得てしてボリュームや美味しさを犠牲にしがちなところがあるがこのレシピはそれがない。作れば間違いなく自分も振る舞われたひとも喜ぶこと間違いなしだろう。ぜひブックマークを忘れずに!
~Fin~