誰しも健康であるときは存外そのことに感動したり幸せを噛み締めたりしないものだ。そして体調を崩したり具合が悪い日が続くとなんでもない健康体だったことをその時初めてありがたかったのだと気づく。今日はそんな人が1日でも早く快復できるように、食欲不振だったとしても口に運びたくなる料理のレシピを綴っていこうと思う。体調が悪い中読んでくれてる人のためにもかなり短い工程にまとめたぞ!
【材料】1人分
- 水 500ml
- 冷凍うどん 1玉
- 乾燥わかめ ひとつまみ
- 冷凍小口ネギ ひとつまみ
- ぶなしめじ 50g
- 卵 1個
- 和風顆粒だし
- 塩 ひとつまみ
- ごま油 小さじ1
- コショウ 少々(お好み)
【作り方】
- フライパンに水や具を入れていく
まず、フライパンに水を入れてから乾燥わかめ、冷凍小口ネギ、ぶなしめじ、和風顆粒だし、塩を入れてから中火で茹でていく。
ちなみにできれば冷凍うどんは別でレンチンで解凍しておいてほしい。一緒に茹でてしまうと長時間の間で麺がぶよぶよになってしまうからだ。 - 卵を溶いてフライパンに注いでいく
茹で汁が沸騰するまでの間に卵を溶いておこう。そして卵をいれるタイミングだが、これを間違えると全体が薄黄色に濁った見た目になってしまうのでしっかりと守ってほしい。ポイントはアブクが見えるほど沸騰した時点で一度火を止める。そして、アブクが出なくなったタイミングで卵を回し入れる。このくらいになったら一旦火を止めること! 卵を回し入れたあとは再び中火にしてOKだ。卵がいい感じに固まってるぞ! - うどんを入れてひと煮立ちさせる
卵を回し入れて火を入れ直したら、解凍したうどんを投入しよう。そしてごま油を入れてゆっくりかき混ぜればきれいなかき玉うどんになってるはずだ。 - 丼に盛って完成
ひと煮立ち終えたら火を止めて丼に盛ろう。これだけでも完成だが、食べてみてどうしても味が薄いと感じた人はコショウを少し入れても良いかもしれない。見た目から優しい味であることが伝わってくる
・実食
写真の通り、シンプルな塩と和風だしでまとまった味だ。ただその塩っけが食欲がない時にはありがたい「ちょうどイイ味付け」になっているのだ。そして食欲不振を考えてあえて肉などは入れていないので写真の見た目の量が案外ちゃんと腹に収まるはずだ。わかめやしめじや卵のいずれも口当たりが優しく栄養価も申し分ない。そして汁を飲む中で体の内側から温まるはずだ。
・まとめ
味 :★★★★☆
手軽さ :★★★★★
見栄えの良さ:★★★☆☆
体調が悪い中作って食べる状況を想定しているので見栄えは二の次の評価となっている。しかし、お腹に溜まってしっかり栄養も取れる一品なので体調不良の人以外にも二日酔いの人、ダイエットをしている人、糖尿病予防(或いは治療中)の人の献立にも加えていい料理だと強く言いたい。そして一刻も早く、どこも痛くないどこも気分が悪くないということの幸せを取り戻してほしい。