とうもろこしが美味い季節になってきた。茹でとうもろこしや焼きとうもろこしといえば夏の屋台の代表だ。自宅でつくる人もいるだろう。しかし、生のとうもろこしは身を包む皮(葉)の多さやヒゲ、そして芯なんかのゴミが非常に出るというデメリットがある。その点冷凍コーンは身だけを保存できるうえに非常に低価格なのがありがたい。一粒あたりが小さいこともあってレンチンに必要な解凍時間も短いのも嬉しい。今回はそんな便利な冷凍コーンと豆腐を使った簡単なチーズ餅を作っていこうと思う。
【材料】1人分
- 冷凍コーン 60g
- 絹豆腐 150g
- 片栗粉 大さじ3
- 粗挽き胡椒 少々
- 顆粒コンソメ 少々
- サラダ油 大さじ2
- ピザ用チーズ 好きなだけ
- 乾燥バジル お好み
- 醤油 お好み
【作り方】
- コーンを解凍する
まずボウルに冷凍コーンを出してラップをして700W1分で解凍する。 - 具材を混ぜて生地作り
解凍を終えたら絹豆腐、粗挽き胡椒、顆粒コンソメ、片栗粉を加えてホイッパーで豆腐が滑らかになるまでかき混ぜていく。 - 焼いてチーズを乗せる
フライパンに油を引いて中火で熱し、30秒ほどしたら生地を半分ずつ楕円形になるように流し入れる。この時、お互いの生地がくっつかないようにゴムベラなどで2つを区切っておくこと。
そして生地の縁がほんのりきつね色になって固まってきた頃合いで、楕円形の生地の片側にピザ用チーズを乗せる。 - 挟んで盛り付ける
チーズを乗せ終えたらヘラを使って半分に折ってチーズを挟む。その後、2~3度ひっくり返しながら中のチーズが溶けるのを待つ。チーズが溶け、両面がいい焼色になったら盛り付けて完成だ。お好みでバジルをふりかけるか、醤油をかけて食べよう。
・実食
焼きたてを早速食べてみる。箸で持ち上げることはできなくはないが自重で崩れそうになるほど柔らかい。そこをとろけたチーズがくっつけている感じだ。口にいれるとまず焼いた両面のパリッとした食感、その後に豆腐とチーズによってコクのあるお餅のような食感に繋がる。そして中に練り込んだコーンのぷちぷち感と甘みが非常に美味しい。バジルで食べると洋風、醤油で食べると和風なテイストに変わるのも面白い。2つだけでも十分お腹いっぱいになる幸せな料理だった。
味 :★★★★★
手軽さ :★★★★★
見栄えの良さ:★★★★★
今回は味はもちろんのこと、手軽さ、食欲をそそる見た目も満点だ。思い立ったら作れる材料の少なさなのも嬉しい。そして主材料が豆腐なのでカロリーも普通のお持ち寄り断然低いのも嬉しい。軽食のレシピにぜひ加えたいところだ。これ以外にも冷凍コーンは色々と使い道があるので業務スーパーで見かけた際はぜひ一袋買っといたほうがいいぞ。