我が家では数年前からもう牛乳に代わって無調整豆乳がレギュラーになっている。一番の理由は牛乳の価格高騰だが、実際に栄養面で比較した場合にも身体に優しいのは豆乳なので今は積極的に豆乳を買うようにしているほどだ。
今回はそんな豆乳ヘビーユーザーの私が冷蔵庫と冷凍庫のありもので作った豆乳味噌ラーメンが1日に2回も食べてしまうほど美味しかったのでレシピを共有させてもらいたい。ちなみに冷凍食材は全て業務スーパーで買ったものを使用しているぞ。
【材料】1人分
- 中華ちぢれ麺 1玉
- ごま油 小さじ2
- 豚こま肉 50g
- 冷凍ほうれん草 30g
- 冷凍コーン 20g
- 冷凍青ネギ 20g
- 舞茸 20g
- 無調整豆乳 250ml
- 顆粒鶏だし 小さじ1
- 合わせ味噌 大さじ1
- 粗挽き胡椒 少々
【作り方】
- 麺を茹でる
まず、フライパンに分量外の水を張って中火で沸騰させて中華麺を入れて規定時間通り茹でる。茹で終わったら湯切りしてどんぶりに乗せておく。 - 具材を炒める
フライパンを軽く水洗いしたら中火で温めてごま油を入れる。そして豚こま肉、冷凍ほうれん草、冷凍コーン、冷凍青ネギを加えて炒める。(下に使っている商品のページを載せときます。ただし青ネギは公式HPに無かったので割愛)そして豚こま肉の片面が焼けたのを頃合いに、千切った舞茸を入れて火が通るまで炒める。
- スープ作り
スープは一瞬でできるのでスピード勝負だ。炒めた具材のもとに豆乳、顆粒鶏だし、合わせ味噌を入れて味噌が溶けるように一気に混ぜて溶かす。豆乳はすぐに沸騰して泡立つのだがぐるぐるかき混ぜることで泡立ちを抑えられる。味噌が溶けたら麺の上に掛けて粗挽き胡椒をふりかけたら完成だ。めんどくさくなければスープの中に一旦麺を戻してくっつきかけてる麺をほぐしてから麺→スープの順にどんぶりに盛ったほうが食べ初めが楽になるぞ。
・実食
一見するとラーメンとは思えない風貌、まるでクリームパスタのようだ。水は一切使わず豆乳をスープにしているので濃厚さが段違い。それゆえ縮れ麺にもしっかり絡んで啜った時の幸福度が半端じゃない。具材のいずれも豆乳クリームに抜群の相性なのでどこを食べても美味しい。そしてラーメンの肉と言えばチャーシューだが、炒めた豚こまでも十分に美味しかった。
・まとめ
味 :★★★★★
手軽さ :★★★★★
見栄えの良さ:★★★★☆
今回のレシピは「そういえば牛乳と味噌で疑似豚骨スープ作れるって効いたことあるな。我が家だと豆乳だけど上手くいくかな」程度の思いつきで始まったが創造をはるかに超える美味さだった。美味すぎてその日は昼と夜に同じものを作って食べたほどだ。考えてみれば豆乳も味噌も原材料は同じ大豆だから親和性は牛乳より上だったのかもしれない。この美味しさは間違いない。もし仮に自分がラーメン屋を始めるならメニューに組み込みたいくらいだ。(ただし見た目はパスタ過ぎるが…(笑))