ある日、いつも通りYoutubeのShort動画で時間を浪費していた私の目に「ハチャプリ」という料理の紹介動画が飛び込んできた。南コーカサスのジョージア生まれの料理のひとつらしい。可愛らしい見た目でありながら特別なスパイスなどは必要なく、日本のスーパーに当たり前に売っている材料で作れるもののようだったので早速作ってみることにしたぞ!
・用意するもの
ハチャプリを作るのは簡単だ。用意するものは厚みのあるパン、とろけるチーズ、卵だけだ。今回はバケットを使うことにした。
ところでくり抜いたバケットが余ってしまった。せっかくなのでオニオングラタンスープでも作るとしよう。
・出来上がり!
出来上がった見た目に思わずテンションが上がる。下にも上にもチーズを使っているからかまるでクリームシチューのようなとろけ具合だ。早速中身を食べてみる。シンプルながらそれでいて満足度が高い。
ただ…身も蓋もない言い方をしてしまえばチーズと目玉焼きとパンなのだ。それ以上でもそれ以下でもないというのが本音だ(笑)飛び抜けて美味しいわけでも南コーカサスの風土を感じることもない。見た目は満点なのだが…
・意外なことに
ハチャプリはそんな結果だったが、意外なことに私の機嫌を直すやつがいた。それが余ったバケットを使い切るために作ったオニオングラタンスープだ。玉ねぎの甘味とコンソメの旨味を吸ったバケットとそれにかかるチーズのコクがとても美味い。味がキリッと立っているのもあって口へ運ぶ手が止まらない(笑)正直もっと深皿でたくさん作ればよかったと思う。
・結論
ハチャプリは私がYoutubeのShortで出会った通り、見た目の良さは非常に目を引く料理だった。しかし大手食品がこぞって採用しない辺り、味の珍しさや美味さの点で特筆すべきことがないのも事実だ。それよりもオニオングラタンスープ。コイツは久々に食べたけどこんな素人の思いつきで作ったにしても美味すぎる。夏だからって関係ねぇ。みんな、オニオングラタンスープ食べよう。