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ナンプラーを使って作るタイ風?四川風?汁なし担々麺が思った以上に本格的な美味さに「秒で食べきっちゃう!」「お店みたい!」など【レシピあり】

出典:いらすとや

担々麺といえば日本のラーメン屋では汁ありがメジャーだが、実のところ発祥の中国四川省では汁無しが始まりだったらしい。汁ありで伝えたのがかの有名な陳建民氏で、あとから本格として汁なしタイプが日本でも普及し、逆に現在の中国では汁ありの担々麺も逆輸入という形で普及しているようだ。

今回は本格的な汁なしタイプの担々麺を作ってみる。ただし、メインである具材の味付けに醤油ではなくナンプラーを使うことで異国感をさらに演出してみようと思う。

※ちなみに具材は一部取っておいて明日のレシピに流用するために2人前の量で記載している。

 

【材料】2人分

  • 小松菜 3~4束
  • ぶなしめじ 50g
  • ニンニク 2片
  • 中華麺(生) 2玉
  • サラダ油 小さじ2
  • 豚ひき肉 100g
  • 調理酒 大さじ1
  • ナンプラー 小さじ2
  • オイスターソース 大さじ1
  • 甜麺醤 小さじ2
  • すりごま 大さじ1
  • 顆粒鶏だし 大さじ1
  • 水 200ml
  • 豆板醤 大さじ2
  • 鷹の爪 ひとつまみ
  • 五香粉(ウーシャンフェン) 少々
  • 白ごま お好み

 

【作り方】

  1. 野菜と麺の下準備
    まずフライパンに水(分量外)を入れて沸騰させて根本を切り落とした小松菜を1分ほど下茹でする。ぶなしめじはみじん切り、ニンニクは皮を剥いて薄切りにする。

    本来はチンゲン菜を使うが家庭によくある小松菜で代用しているぞ

    ぶなしめじは旨味&ひき肉ぶんのカサ増し要員だ

    根本を切り落としたら包丁の腹で少し潰すとツルンと皮が剥けるよ
    小松菜の下茹でが終わったら取り出してお皿に盛り、中華麺(生)を規定時間通り茹でる。茹で上がった麺も盛っておこう。担々の具を作る間に冷めて麺がくっついてしまうのを防ぐためにラップをしておくことをオススメする。

    担々麺ってなぜかこういう盛り付け方だよね~


  2. 担々の具を作る
    フライパンにサラダ油を引いて中火で熱し、みじん切りにしたぶなしめじ、薄切りにしたニンニク、豚ひき肉も入れてほぐしつつ炒める。豚ひき肉の色が変わった頃合いに調理酒、ナンプラーオイスターソース、甜麺醤、すりゴマ、水を入れてひと煮立ちさせる。

    相変わらずナンプラーを熱しだしたときの香りは不安になる酸っぱさ(笑)

     

    ひと煮立ちさせたあとに豆板醤、鷹の爪、五香粉(ウーシャンフェン)を入れてやや水分を飛ばしたら具の出来上がり。最後に麺の上に掛けてお好みで白ごまをちらしたら完成だ。

    うんうん、辛そうで何より!

    さらに辛さを出したい人は上に糸唐辛子を乗せるのもいいかもね!

・実食

見た目の本格的さは一目瞭然だ。ちぢれ麺ゆえにしっかりと担々の具が絡む。啜ってみるとガツンと濃い味と旨味と辛さの三重奏が始まった。みじん切りしたぶなしめじは味付けの濃さも相まってしっかりとひき肉に擬態できている。チンゲン菜代わりの小松菜も担々の具に絡めて食べると「全然これでいいじゃん」と思わせるほど相性がいい。素人が作ったにしては十分すぎるほどの辛さと刺激と満足度だった!

具の絡んだ麺を見よっ!!

・まとめ

味     :★★★★★

手軽さ   :★★★☆☆

見栄えの良さ:★★★★★

切ったり茹でたり炒めたりと使う調理器具や調味料も多かったので手軽さはあくまでも星3止まりだったが、味と見栄えの良さは文句なく星5つだ(いや、6つでもいいかも!)これを友人や家族に出したら間違いなく「お店レベルじゃん!」と喜んでくれること間違いなしだろう。

「この味を出せたのはナンプラーのお陰!」と言い切るほどではないが、本格さを演出する縁の下の力持ちとしていい仕事をしたのは間違いないだろう。やはりナンプラーは凄い調味料だ。