まぜそばとはなんだろうか?ラーメン、つけ麺、そして油そばというものが出ていたが個人的にはさらに後発で生まれてきたイメージだ。軽く調べてみると発祥は10年前の名古屋に本店を構える「麺やはなび」の店主によって生まれたものだそう。元々は名古屋名物台湾ラーメンを作ろうとしたが具材とスープがあまり合わなかったので思い切ってスープ抜きで提供しだしたところそれが大衆にウケたので広まったらしい。
今は全国区でチラホラとまぜそばを扱うラーメン屋も増えたり、一部のカップラーメンでも口にする機会に恵まれだしたが、今回は素人ながら肉味噌まぜそばを作ってみようと思う。そして私と言えば業務スーパーのヘビーユーザーなので折角なら業務スーパーで揃う材料と調味料で作ってみることにする。
【材料】1人分
- ちぢれ麺 1.5玉
- 玉ねぎ(小玉) 1/2個
- 冷凍カット青ネギ 20g
- 顆粒鶏だし 小さじ1
- ごま油 小さじ1
- 豚ひき肉 100g
- サラダ油 大さじ1
- 調理酒 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- おろしニンニクチューブ 約2cm
- 合わせ味噌 大さじ1
- 韓国のり 2~3枚
- 卵(卵黄のみ) 1個
《卵白のわかたまスープ》※卵白捨てちゃう人はスルーでOK
- 卵(卵白のみ) 1個
- 顆粒鶏だし 小さじ1/2
- 醤油 小さじ1
- お湯 200ml
- 乾燥わかめ 5g
- 冷凍カット青ネギ 5g
- 白ごま ひとつまみ
- ごま油 適量
【作り方】
- 麺を茹でる
まずフライパンに水(分量外)を入れて沸騰させてからちぢれ麺を入れて規定時間通り茹でる。茹で終わったらどんぶりに揚げて麺どうしがくっつかないようにごま油、そして麺に味をつけるために顆粒鶏だしを掛けて混ぜておく。そして先に冷凍カット青ネギを添えておいて自然解凍しておこう。
- 肉味噌を作る
次に玉ねぎをみじん切りにする。今回は業務スーパーで売っている小玉玉ねぎの詰め合わせの内の一つを使っているが、もし通常サイズの玉ねぎを使う場合は1/4個をイメージしてほしい。 そしてフライパンにサラダ油を引いて中火で熱しつつ、切った玉ねぎと豚ひき肉を入れてゴムベラでひき肉をよくほぐしつつ炒める。ひき肉の色が変わったタイミングで調理酒、醤油、みりん、おろしニンニクを入れてさらに炒める。 そして具材全体が醤油の色に染まってきたら合わせ味噌を入れて煮詰めていく。少し汁気が減ってきたところで麺の上に盛り付けよう。 - 具材を盛り付けて完成
肉味噌を麺に盛り付けたら韓国のりを細かく千切って乗せる。ちなみに使い捨てのビニール手袋で握りつぶすと簡単に細かく出来るぞ。そして卵を割って卵黄を真ん中に落としたらまぜそばは完成だ。このあとは残った卵白を使ったわかたまスープの説明に入るぞ。 - わかたまスープ作り
お椀に入れておいた卵白をよく溶いておく。そこに顆粒鶏だし、醤油、沸かしたお湯を入れる。白身がふわふわとした状態で固まったのを頃合いに乾燥わかめ、冷凍カット青ネギを入れて最後に白ごまとごま油を入れて軽く混ぜたら完成だ。
・実食
見た目はかなりそれっぽく作ることが出来た。しかし記事を書く段階で気付いたがどうやらまぜそばには生のニラを乗せるのが主流らしい。リサーチ不足だったが生のニラは元々あまり得意ではない方だったので私が食べる今回の肉味噌まぜそばには入れなくてよかったかも。きれいな盛り付けだがその料理名の通りしっかり混ぜてから食べることにする。卵黄が麺全体によく広がって黄色みを増した麺、そしてそれに絡む韓国のりや青ネギ、肉味噌の色のバランスの良さがさらに食欲を刺激する。口に含むとやはり肉味噌のジューシーさと味の濃さがダイレクトに届く。それでいて卵黄のコクがさらに旨味を増幅させる感じがする。味変として酢を加えてみたらその酸っぱさが味の濃さをクドく感じさせる前にリセット出来てさらに食べ進める手がスピードアップしてしまった。あ、あと当然だけど卵白のわかたまスープも美味い←
・まとめ
味 :★★★★★
手軽さ :★★★★☆
見栄えの良さ:★★★★★(混ぜる前)
意外なことに食べ終えてみると肉味噌を含めた具材が残ってしまった。どうやら一般的にはまぜそばには追い飯という文化?があり白飯を余った具材と混ぜて食べきるらしい。しかし1.5玉食べてしまったのでさすがにギブ。
そこで余った具材は一旦冷蔵して明日のレシピで使うことにしたぞ。気になる人はぜひ読者登録するかまた明日見に来てくれ。いやーまぜそばってうまいもんだなあ。油そばと似てるけど別ベクトルの美味さだった。