キャベツの収穫量減少によってこの秋冬はどこもキャベツの高騰が止まらない。SNSなどでは高騰しまくるキャベツの価格を誰もが写真に撮って載せているほどだ。野菜は本当に価格が安定しないなあと嘆きつつ、青果コーナーを眺めてみると白菜がコチラを見ていた。白菜も高騰の流れに逆らいきれてはいないものの、他の葉物と比較しても割と例年通りの価格を維持しようと頑張っているように感じる。そこで今回はそんな白菜を主役にすべく、ひき肉と合わせてあんかけ丼を作ってみようと思う。
【材料】1人分
- 白菜の葉 1~2枚
- サラダ油 大さじ1
- ひき肉 90g
- 砂糖 小さじ2
- 塩 小さじ1/3
- 和風顆粒だし 小さじ1
- オイスターソース 小さじ2
- 醤油 小さじ2
- 水 100ml
- 冷凍カット青ネギ 10g
- 片栗粉 小さじ2
- 粗挽き胡椒 少々
【作り方】
- 白菜を切ってひき肉と炒める
まず白菜の葉を3~5mm幅で細切りする。フライパンにサラダ油を引いて中火で熱しつつひき肉と砂糖と塩を入れて色が変わるまで軽くほぐすように炒める。その後白菜を炒めて白菜に焼色を付ける。 - ひと煮立ちしてとろみを付ける
白菜に焼色を付けたら和風顆粒だし、オイスターソース、醤油、水、冷凍カット青ネギを入れてからひと煮立ちさせる。その間に片栗粉に半量の水を入れて水溶き片栗粉を作る。ひと煮立ちしたら一旦火を止めてから水溶き片栗粉を回し入れてゴムベラでゆっくりかき混ぜながら再点火してとろみを付ける。 - ご飯を盛ってあんかけを盛り付けて完成
あんかけができたらどんぶりにごはんを盛って上からあんかけをかけたら最後に粗挽き胡椒をふりかけて完成だ。
・実食
具材は白菜と挽肉(あと青ネギ)だけだがあんかけのお陰か質素には見えない。さっそく食べてみる。細切りの白菜とひき肉は口に入れやすく、甘味とジューシーさを堪能できる。粗挽き胡椒のピリッとしたスパイシーな部分がいいアクセントだ。和風顆粒だしとオイスターソースによるWのコクと旨味のとろみ餡がご飯としっかり絡んでいて食べやすい。我が家の場合、ご飯は玄米と押し麦で非常にパラパラとしているので結果的にリゾット感覚でサラサラと食べ終えてしまったぞ。
・まとめ
味 :★★★★☆
手軽さ :★★★★☆
見栄えの良さ:★★★☆☆
白菜は甘味の出やすい葉物なので油で炒めたり煮込んだりする料理に適している。それゆえあんかけにはピッタリだった。これからどんどん寒くなってくるし体の芯から暖まれるあんかけ丼、ぜひ一度試してみてはいかがだろうか?