さけるチーズは長年愛され続けている雪印メグミルクの主力商品のひとつだ。プレーンが有名だがスモーク味、唐辛子味、バター醤油味、ローストガーリック味、コンソメ味とバリエーションも多岐にわたる。私としては子供の頃に「プレーンより味付けされてる分お得でしょ!」という謎の価値観でスモーク味を口にしたことがあるが、子供の口に燻製は早すぎた。私にしては非常に珍しく、食べきらずに捨ててしまったという恥ずかしい過去がある。それ以来、大人になった今でもさけるチーズはロースト味にかかわらずなんとなく手を伸ばすに至らずじまいでずっと過ごしてきているのだ。
・雪印メグミルク公式レシピ
そんな私がネットサーフィンをしているととある記事で「雪印メグミルク公式がさけるチーズの新しい食べ方を~」という内容が書かれていたので読んでみたが確かに美味しそうと感じる見た目だった。そして作ってみようと思い立ってスーパーに買いに行って試してみたのだが、記事を見てから実行に移すまで5日ほど掛かってしまったのだ。それゆえどんな調理方法だったか正直うろ覚え・・・。まあとにかく「切って焼くだけ」というのが印象的だったのでそれだけを頼りに作ってみたぞ。
【材料】1~2人分
- さけるチーズ 2本
【作り方】
- クッキングシートを用意する
まず、クッキングシートを用意してその上にさけるチーズを置く。 - さけるチーズをカットして焼く
つぎにさけるチーズを5mm幅間隔で輪切りにして、適度に距離をあけてクッキングシートの上に並べる。そうしたらオーブン(オーブントースターでも可)で8分ほど焼いたら完成だ。
・実食
見た目はなんとも可愛らしい。さけるチーズの白にこんがり茶色がよく映える。コロコロした見た目がいかにも「ひとくちおやつです!」と主張しているようだ。ワクワクが抑えられずひとつ齧ってみると・・・
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(・´ω・`;)(何・・・これ・・・?)
いやほんとナニコレ状態である。カシュっというエアリーな食感はまだいいが、あとに残るのは僅かなチーズの味と平べったいさけるチーズ本体の固さである。ぶっちゃけ悪くいうと味のしなくなったガムくらいの固さだ。(ちょうどサイズ的にも)
子供時代のトラウマを心の何処かでまだ引きずっていたのだろうか?いや、そんなはずはない。あれ以降私の好き嫌いの幅はだいぶ狭まったはずだ。しかしもう2、3粒食べてみても印象は覆されず。一体どういうことだろう・・・?
・私がバカだった
考えられる可能性は「調理ミス」だ。私はこの記事を書く際に改めて雪印メグミルク公式のレシピページを閲覧することにした。そこに" 答え "はあったのだ。
(・´ω・`) ん?
(´゚ω゚`)電子レンジッッ!!
・・・はい。完全に調理ミスです本当にありがとうございました。
・反省の味
美味しくなくて当然だったのかもしれない。フラフラとネットサーフィンをして目に入った情報の断片だけで作ろうとした私に100%非があるのは言うまでもないだろう。しかも実際は輪切りじゃなくて普通に割いてスティック状にして食べるっぽいしもう色々と間違えまくっていたようだ。そんな反省をしつつ残りのこの子たちを頬張りゆっくりと咀嚼してその味を噛みしめることにしたのである。
出来ることなら今度は公式のレシピ通りに作ってみたい。なにせどれくらい美味しさに差が出るのか知れるのはこの失敗をした私に与えられたチャンスなのだから。